3月17日は○○の日。3月18日は××の日。

3月17日はなんと、「リシャール暴動」の50周年でした。

「リシャール暴動って何?」と興味を持たれた方、詳しくは管理人の書籍レビュー「リシャール=ケベックのカリスマ=一種の宗教」をご覧頂けたら幸いです。

その3月17日、NHLとNHLPAの会合がNYで実施され、NHL側から以下の2つの提示がなされました。

1)サラリーキャップ3750万ドル
2)もしくはリーグ収入の54%

このいずれかをPAが受け入れるわけはないと思われますが、PA側は翌週の内部会議を理由にこの提案についての即答を避けています。一方NHL側は、代表者会議を4月20日に予定しており、ここでドラフトや代理選手などの議題が議論される予定だそうです。

・・・と相変わらずソッポ向いてる両陣営ですが、それに反発しようと一部のファンが運動しています。

その主要メンバーとして活動中なのが、2003年に設置されたNHL「ファン・オブ・ザ・イヤー」の最初の受賞者に輝いたというロジャー・ファリナ氏。イラク戦争時に従軍した最中に、大好きなNYアイランダーズの快進撃で心を癒していたというファリナ氏は、現在NHLロックアウトについてファンの憤りを訴える活動「Fans Strike Back!」の主宰者のひとりとして頑張っているのです。(「Fans Strike Back!」のHPはこちら)

HPを見ると、ドラフトを開催するまでに労使妥結が間に合わなければ、シーズンチケットは解約するように」となどと呼びかける強硬活動も辞さないこのグループですが、なによりも大切にしているのがファン同士の結束です。まずは、奇しくもリシャール暴動50周年の翌日である3月18日を「National Day of Hockey」と命名し、仕事や学校で、NHLのジャージやグッズなどを身につけることを提案。その他、車を好きなチームのカラーで彩ったり、マイナーリーグやジュニアホッケーの試合に行こうなどと呼びかけているのです。この3月18日には、NYとトロントでの集会も予定していたそうですが、その正式許可が降りなかったため中止となったとか。NHL早期再開を求める署名運動も継続中です。また以前にご紹介した「Free Stanley」のサイトとも、連携を取っての活動を実施しているようです。

・・・と、北米のファンの活動についての情報でしたが、日本のホッケーファンの皆様。このたびは、HWJ掲示板に多くのご意見を頂きありがとうございました。

私としては、まずは緊急課題であるはずの「東伏見改善策」という比較的焦点を絞ったお題でコラムを書いたのでしたが、多くの方々からホッケー界全体の問題であるとか、連盟の運営、チームの運営に至るまで多岐に渡るインプットを頂戴しました。

こうした有意義な議論の場として、HWJ掲示板をご活用いただければ私の本望といたすところであります。公の場でご意見を発表していただくのは、いろんな意味で勇気の要ることだと思います。他の意見を持っている方と話が食い違うことはあるでしょうし、あるいは同じ視点で話をしていたとしても捉える角度が違うために、大きな乖離があるように思えることがあるかも知れません。

ただ、個人が「こうすればいいのに」と自分の心の中でアイデアを暖めているだけでは、何も生まれないのです。それにこうして議論しているうちに、「それはいい!」と思えるアイデアが創出される可能性は十分あると思うのです。

ちなみに、日本でも「○月×日はホッケーの日!(曜日が悪ければ「○月の第●週日曜日とかでもいいのです)」と銘打ち、メディアに働きかけて宣伝してもらうというのも、ひとつの手であるかと。で、それこそ会社や学校にホッケーグッズを身につけて出かけてもらい、自家用車はホッケーカラーで彩ってもらう。日本では4会場全てでホッケーの試合を実施してもらい、会場でもなんらかのプロモーションをする。試合に友人を誘えるように、4人組で来場してくれたファンには4人めは入場料無料とする・・・「ホッケーの日」と端的に分かりやすくPRすることも必要ですし、その裏でキメ細かにフォローをするのが大切だと思うのです。

いかにお金をかけずに(注:労力、サービスは不可欠です)、いいPRができるか? そのあたりをお時間のある方は議論していただけないでしょうか?

今後とも、よろしくお願いいたします。

ご意見、ご感想はHWJ掲示板まで
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by hockeyworldjapan | 2005-03-20 10:39 | CBA


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