NHLニュースもろもろ

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年もこのホッケーワールドジャパン及び、NHLノートブックの方を、よろしくお願いいたします。

さて、年明けとなったはいいのですが、どのNHL関連HPも実に殺伐としてきました。ホントにニュースが少ないのです。どこも閑古鳥状態。でも、めげずに続けます。NHLニュースもろもろ、いってみよ〜っ!


コヨーテズ身売り?
カナダ全国紙「グローブ&メイル」は、フェニックス・コヨーテズの大株主がチーム身売り先を探していると報じました。

その大株主でチーム株約70%を保有するジェリー・モイズ氏とは、ちなみにこんなお方。コヨーテズだけでなく、新アリーナ建設費(注:総工費2億2000万ドルのうち、1億8000万ドルは地元グランデイル市が負担)、周辺地域の不動産開発を含めて2億ドル以上を投資しているんだそうです。

そのモイズ氏、アメリカでも有数のトラック会社「スイフト」の創業者としても知られるそうですが、現在インサイダー取引疑惑がかかっており、すでに会社社長を辞任したという裏事情あり。さらにNHLロックアウトで新アリーナにイベントが埋まらない、このアリーナの名称権を購入してくれるスポンサーが出て来てない、NHL開催中の昨季も新アリーナでの観客動員は芳しくなかったなどの苦境を、この記事は身売り希望の理由に挙げています。

さらにコヨーテズのシーズンチケット販売数について、かつて最高数の1万6000という数字から、2000までに落ち込んだとの報道も。2000という数字はヒドすぎですが、果たしてこれが事実なのか。コヨーテズはシーズンチケット販売の実数は公表していないようです。

「コヨーテズ身売りか?」の報道後、チーム会長で約30%のチーム株主でもあるスティーブ・エルマン、さらに渦中の人物モイズ氏自らもフェニックス地元紙に否定コメントを寄せています。

それにしても、このグローブ&メイル記事によれば「現在、こっそり売りに出ているNHLチームは約10はあるだろう」と指摘している関係筋も。それがホントだとするとオーナー陣、労使交渉での結束なんて所詮口裏合わせだけって感じもするのですが。
グローブ&メイル紙の記事を読む
フェニックス地元紙の記事を読む
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NHLシーズン全面中止ならロンドンに行け?
英国のトップリーグ「エリートアイスホッケーリーグ」所属のロンドン・レイサーズが、NHLシーズン全面中止となればGKにロベルト・ルオンゴの補強を狙っているとか。すでにこのチームには、エリック・ケアンズ、スコット・ニコルという2人のNHL選手が加入済。ルオンゴがダメならトレバー・キッドに行くなんて噂もあるようで。ロンドンには友達も住んでる管理人、ルオンゴが加入するなら行ってみようかな・・・
トロントサン紙の記事を読む
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しつこく、NYポスト記事
先日大きく取り上げたので、しばらく放っとこうか? と思っていたラリー・ブルックス氏の記事です。ブルックス氏、クリスマス、年末という休暇の時期なのに、NHL批判の記事をまたもやねちっこく書いてます。

「見て見ぬ振り」してやり過ごしたいのだけど、やっぱり気になる。これだけNHL関連のニュースが手薄になってくると、やはり貴重な情報源ということでしょうか。管理人にとってブルックス氏情報は、もはや長井秀和にとってのさとう珠緒のような存在になってしまったのかも知れません。

今度の記事でも、ブルックス氏は執拗にNHLの収入分配策を強烈非難。管理人が以前に説明(以前の記事を読む)したように、プレーオフ出場損という理論を展開するだけでなく、この収入分配策の恩恵に授かるには、そのチームは収容人員の80%を満たさないとダメという条件をNHLは付けていると報道しています。

そうすると、理論上収入の少ないワースト10に入ってるチームの中で、ナッシュビル、ワシントン、カロライナ、ピッツバーグは、この条件に届かず。さらにTV市場として250万世帯以上の大市場を持つ地区のチームとして、アナハイムも対象外になる。昨季ファイナルまで進出したカルガリーは、レギュラーシーズン収入は少なくともプレーオフ収入はゴッソリ持って行かれる。そうすると、昨季の条件で、まともにこの収入分配策の恩恵を受けられるのは、フロリダ、アトランタ、エドモントンのみとなってしまう・・・のだそうです。エドモントンだって、ちょっと頑張ってプレーオフに手が届いたら、授受側から拠出側へと転落してしまいます。

現在もNHLとNHLPAの水面下での交渉(あくまで実務者レベルというやつね)は続いているとの噂ありですが、ブルックス氏情報が事実としてオーナー側に通知されてるのなら、それを心底賛成し続けるオーナーの気が知れません。

それにしても、PA提案だって追及すればボロボロだってことは分かってるのに、敢えてそこは手を緩めてるブルックス氏。このあたりは相当粘着質のベットマン嫌いってことで結論付けできそう。いまやPAにとってブルックス氏とは、米・民主党にとってのマイケル・ムーア的存在かも。
NYポストの記事を読む
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で、そんだけ話題のないNHLだけに、いまとなってはカナダの順当勝ちが見え見えな世界ジュニア選手権ですら、視聴率沸騰中だそうです。

この記事のトロントスター紙記者さん、実況アナ&解説者諸氏について辛口批評をよく載せるのだけど、TSN解説者ピエール・マグワイア氏については「1つの文章を150ワード以内に留める術を依然として学ぶべき」と指摘(爆)。「依然として」っつーことは、過去にも同様の指摘を何度をしたという事情がうかがえます。

マグワイア氏の解説、管理人は個人的に好きです。最初は「まあ、なんて偉そうな解説。自分なんてダメコーチだったくせにさっ」と思ってましたけど、言ってることは正しい場合が多い。だけど、その解説聞いてると確かに「どこで息継ぎしとるんじゃ〜?!!」と、こっちが呼吸困難に陥る時があります。

それでもなんか好きなんだよな〜、マグワイア。チャームポイントはやっぱりあの頭でしょうか? (世界ジュニアの開催地グランドフォークスは寒そうだから、ニット帽かぶって防御してね♡)
トロントスター紙の記事を読む
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by hockeyworldjapan | 2005-01-04 17:06 | NHL overall


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