NHL小ネタ集

年の瀬も押し迫った今日この頃、みなさまいかがお過ごしですか?

管理人、昨日の夜まであるプロジェクトに追われておりましたが、やっとそちらのお仕事が完了。ちょっとこちらでその宣伝を。(NHLと関係なくて恐縮です)

優秀なスタッフのみなさんに囲まれて、素晴らしい作品ができたと自負しております。なので、ぜひこちらを訪れてくださるスポーツファンの方にお楽しみいただきたいと・・・ちなみに、管理人、杉山選手を追いかけて湘南やら成田やら、フランスやらイギリスやらNYやらに出かけておりました。個人的には、ハンチュコバ&ナブラチロワのインタビューのテロップがシンクロしてない(テロップを見やすくするためだそうですが)のが、激しく気になりますが、それ以外は大満足の仕上がりに。ご感想など、またお聞かせ願えれば幸いです。

・・・ということで、テニスのお仕事も一段落し、や〜っと、待望のホッケーモードに戻れます!

別件でテンパってた際にも、気になるニュースがNHLには満載でした。その中でも特に気になったのを、こちらで紹介(多少古いニュースもあったりするので、ご勘弁を)します。

Kansas City builds new arena, but needs a team
ペンギンズに再浮上しつつある移転問題。最近の移転先候補としては、カンザスシティの名前が挙がっておりますが、そのカンザスシティに建設予定の新アリーナ(完成は2007年予定)の詳細やら、カンザスシティ側のペンギンズの接触状況などがつぶさに報じられております。

これによると新アリーナ「スプリントアリーナ(移動体関係が最近スポンサーとして強いですね)」は、総工費2億5000ドルで、カンザスシティ市内再開発の一環事業。18500人収容で、すでにスイートボックスは完成前から販売完了っつーのだから、スゴイ。まだNHLもNBAも招致できていないのに、そのあたりはどういうからくりなんでしょうかね? しかも、このアリーナ建設費の資金繰りは、ホテル税やレンタカーに課せられる税金から賄われるらしく、地元民への税負担は少なく抑えられている模様です。

以前に、石原慎太郎都知事がこのホテル税なるものを提案した際には、どこかの地方の市長さんか県知事さんが「東京の思い上がりだ!」と糾弾したのを記憶しておりますが、アメリカでは結構フツーに導入されております。フロリダ・パンサーズの現在の本拠地(現在の名称は「ベルアトランティックセンター」。ロックアウト中に各地アリーナの名称も随分様変わりしました。一度まとめをやらねば・・・)も同様にしてホテル税から賄われたのは記憶に新しいです。

ただ、フロリダのような観光地やら、東京のような大都市ならそうした税収が見込めるとは思うのですが、カンザスシティでも大丈夫なのでしょうかね? 東京都で1年15億円の収入だそうですが、カンザスシティでかなりの税収を得るには、税率がかなり高くなるような悪寒が・・・まあ、日本ほどアメリカでは地方と中央の格差はないとは思いますが。

その一方で現在のペンギンズのホームアイスであるメロンアリーナは、NHL最古かつキャパシティは最少。「マリオ・ルミューは新アリーナに値すべきだ。(ピッツバーグ地元自治体が)彼に背を向けるということは、我々がジョージ・ブレットに背を向けるようなもの」という、NHLチーム招致関係者(「NHL21」というプロジェクト名だそうで)のコメントには頷けるものがあります。

この関係者のその後のコメントにもありますが、確かに昔カンザスシティにはNHLチームがありました。そして、この記事には書かれてませんが、現ペンギンズGMクレイグ・パトリックは、そのNHLチーム、カンザスシティ・スカウツに所属経験があり、チームの一員として来日してエキシビションゲームにも出場までしております(余談ですね、この辺でやめておこう)。

さらに、興味深いのは、この新アリーナを管理するのが、LAキングズのオーナー、フィリップ・アンシューツ氏の会社だということ。このアンシューツ氏、北米だけでなくヨーロッパも含めてアリーナはスポーツチームを買いまくっていることは周知の事実という大富豪でしたが、なんとこのアリーナもそうだったのか・・・。ちなみに建設費として5000万ドルを拠出しているそうです。

そして見逃してならないのが、この記事後半部分。ペンギンズは、元オーナーのハワード・ボールドウイン(映画「サドンデス」も製作したあの人ね)が、「新アリーナの建設は不要」とピッツバーグ市に告げていたのだと、もうすぐ任期が終了する現職ピッツバーグ市長が証言しているのです。ボールドウイン氏は、「新アリーナ建設よりも現在のアリーナを修繕する1000万ドルがあればいい」と語っていたのだとか。そのお金を使ってか、ボールドウイン氏、メロンアリーナの内部のオーナーエリアをとーっても悪趣味(テーマカラーは赤!)に内装工事をしていました。まあ、一般席の拡張とか、ロッカールームエリアの修繕などに、その資金は使用されたはずでしょうし、オーナーエリアは別ポケットから自腹決済だったのかも知れませんが、私としてはあのオーナーエリアの強烈なインパクトを、記憶から拭い去ることはできません。

ボールドウイン氏、1年以上前のニュースでは、このカンザスシティへのNHLチーム招致運動の仕掛人として動いていたような・・・今回の記事ではこのボールドウイン氏とのカンザスシティ市側との関連性は報じられていないので、彼の関与は消えたということでしょうか? (NHL21という招致グループとは、別みたいだし)。ボールドウイン氏、福藤選手もお世話になっているAHLマンチェスター・モナークスも、以前に所有していたそうで(現在もマイノリティオーナーかも知れません)。エクスパンションの営業権を300万ドルで購入し、その後チーム運営に至る前にロサンゼルス・キングズに権利を転売したそうです。

ホッケー界、いろんなところで繋がってるんだな〜と実感するこの頃です。


さて、HWJ掲示板でも武者さんが話題にされていましたが、アメリカ代表の高齢化(!)について。

1962年1月25日生まれのクリス・チェイオスは、なんとトリノ五輪開会式の頃には44歳になっております。この44歳での五輪ホッケー代表ですが、五輪史上3番目の高齢だとか。とはいっても上位2名の五輪出場は、1928年以前(!!!)ということですから、チェリオスの恐竜ぶりがいかにずば抜けているかお察しいただけるかと・・・。あ、付け加えておきますと、NHLでもマーク・メシエ(1961年1月18日生まれ)引退後、今季のリーグ最長老はチェリオスとなっております。

あれだけ「オヤジチーム」と2004年ワールドカップで揶揄されつつも、オヤジシンドロームから抜けきれないUSA。でも、若手が育ってない(っつーか育ててないか?)というの事実です。また、選に漏れたオヤジがいろいろうるさかったり(カリフォルニア地区のイニシャルJRさんとか)、なんであのオヤジが選ばれてて、このオヤジが選ばれないんだとか(フィラデルフィア地区のDHさんと、ボストン地区のBLさんとか)、そういう論議は尽きないようです。

フィラデルフィア地区の番記者さんによれば、「デリアン・ハッチャー(あ、実名が・・・)は、今季フライヤーズで1試合25分出場している」と、チームにおける重要度を強調。まあそれは百歩譲ったとしても、98年長野五輪で「ハッチャー家のホッケーは、国際規格リンクと相性悪し」と、立証されたはずと私は思い込んでいたのですが・・・う〜む。理解に苦しみます。

まあ、選に漏れたBLさんは、今季序盤はケガしたり、彼自身もチームも苦悩してますから、仕方ないのかな? という気もするのですが。周りの新リーチ派(あ、また実名が・・・)の記者さんたちは「彼の過去におけるUSAホッケーへの貢献を考えたら、選ばれないのはおかしい」と糾弾しておりました。あれ、これって確か、JRさんが自分について語ってた内容とまったく同じのような・・・個人的にUSAはジオンタにでも期待しております。

まだまだ、蓄えたネタがいろいろあるのですが・・・続きは明日にでも。
[PR]
by hockeyworldjapan | 2005-12-28 11:40 | NHL overall


<< ベテランがNHLを去る時 スポアイでいよいよNHL放送再開! >>