NHL、PA提案を拒否(の予定らしい)

はあ〜、脱力です。またしても。

12月9日のNHLPA提案(ペイカット24%含む)に対し、現地時間12月13日(火)にNHLが返答する予定になっているのですが、その返答内容が何らかの経路でカナダTV局のTSNにすっぱ抜かれました。

NHL副会長ビル・デイリーの書面として、NHLから各30チームに送付された8ページに渡る極秘文書には「PA側の提案は重大な短期的解決策を提示してはいるが、根本的なシステム変更を提供するに至っていない」との説明が。要は一律24%ペイカットを実施しても、長期的な報酬システムの提案が甘いために、2、3年もすればすぐに選手年俸は今の基準に戻ってしまうだろうという見解です。

このデイリー氏の書面には、PA側の24%ペイカット提案に潜む意図を「かなりの譲歩という態度を見せて、選手間の団結を図ろうとしたまで」と、シニカルにコメントした部分もあったそうで。

さらにNHLは、PA提案に含まれたルーキーサラリーキャップの変更、FA権利保有のための提示(Qualifying Offer)、年俸調停に対する内容についても、全て「不足」と突っぱねてます。ううう、NHL、かなり強硬であります。PA側が「弱ってる」と察知し、このまま強気路線を突っ走れば、PA側はまだまだ譲歩すると読んだのかも知れません。

しかし、そこまでナメられると、PA側もまた態度を頑にしてしまう・・・というシナリオが浮かんでしまいます。すると今季開催へのタイムリミットと言われる12月後半に間に合わず・・・という最悪の結末が待っているわけで。リーグ側は13日トロントで、現地時間午後1時にカウンターオファーをするようですので、そちらの内容が注目されます。

しっかし、TSNに抜かれちゃったNHL。どのチーム関係者がこの「極秘文書」をリークしたのでしょうか? チーム側へのNHLの罰金、25万ドルを課せられるのはどこのチームかと予想するのも一興ではあります。罰金にならなかったら、NHL側が確信犯的にリークしちゃったという可能性もあるでしょうけど、この期に及んで対話の姿勢を見せなければ批判されるのはNHLの方。おそらく純粋にスクープされちゃったのだと予想します。


ソース記事:NHL to reject NHLPA proposal
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by hockeyworldjapan | 2004-12-14 09:11 | CBA


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