NHL Notebook

ショーン・ポディーン@東伏見

アジアリーグ
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子供たちって、正直でいいな〜。 昨日は、東伏見で行われた「日光アイスバックス・ホッケースクール」に行ってまいりました。ここでの目玉といえば、2000年NHLコロラド・アバランチでスタンレーカップを獲得したことでも知られるショーン・ポディーン氏の登場。ポディーン氏は、この日の東伏見と、4月4日神戸でのホッケースクールに参加するため、長年の夢だったという念願の来日を果たしました。 さて、この日のホッケースクールの対象は、小学生と中学生でした。うち、スクールの後半組だった中学生は、ポディーン氏の存在を知ってるはずなのに、みんなスクール終了後も恥じらいのせいか「サインください!」なんて猪突猛進な真似はできない(笑)。そう、思春期ってやつですねえ。多くの選手たちがさっさとロッカールームに引き揚げてしまったのです。あ〜、もったいない。 しかし、前半組の小学生たちは違う。最初は中学生同様、みんな緊張気味にドリルに励んでいたものの、スクール終盤のブレイクアウェイの練習時にポディーン氏が「ゴールを決めたら、こうやって(と腕を頭上に掲げて)喜ぶんだよ。やってごらん」と声をかけると、ボディーン氏の身長の半分くらいの子供たちまで、ゴールを決めて「イエ〜イ」とやってる(笑)。しかも、みんな、しっかりポディーン氏の方に向かって目線でアピールしながら「イエ〜イ」なのです。いやあ、かわいいったらもう。 最後は、全員で記念撮影してスクール終了。すると誰からともなくこの小学生組の子供たちは一斉に、ポディーン氏に握手を求めに行きました。そしてリンクを降りたザンボ入口では、子供たちの凄まじいサイン攻めがスタート。ポディーン氏はお子様軍団の渦巻きにあっという間に飲み込まれてしまいました。お子様だけではありません。ご父兄を含めて握手に、写真に、サインにと、参加者のみなさんはとっても楽しげでした。あ、ひとりデトロイトのジャージを着た子がいましたが、彼だけはちょっと反応がクールだったような・・・(爆)。「その子には『おい、デトロイトのジャージを着るのはルール違反だぞ!』とジョークを言ったんだけど、その子は気づいてなかったみたい」とポディーン氏は爆笑していました。 日本の少年ホッケープレーヤーたちの印象を、ポディーン氏は「みんなスケーティングが素晴らしいね。87年に、ミネソタで日本の選手のプレーを見たことがあるけど、今回来てみて日本の選手は実際の記憶よりもずっとスケーティングがうまいと思ったよ。それに、日本の子供たちはみんなすごく一生懸命でコーチの話をよく聞いてくれるから、教えやすいね」と語っていました。 そして、クリニック全体の印象を「子供たちが笑顔を見せてくれて、ハグを求めてきたり・・・最高だよ。心の底から暖かくなってくるような経験だね。僕も昔ミネソタで、80年レークプラシッド五輪優勝メンバーたちのクリニックに参加したことがある。あの時のことを思い出したよ」と、話してくれました。 今回が初来日というポディーン氏ですが、日本は長年来たくて仕方なかった場所というだけに、すでに観光本を隅から隅まで研究済のご様子でした。日本食は、ご自身も奥様も「ヘルシーだから大好き」ってことで、アメリカでもよく食べてるらしく、お箸使いも手慣れたもの。この日のスクール前にもロッカールームで「おにぎりを3つ食べたよ。おいしかった」とトレードマークの笑顔を見せていました。 滞在中のホテルでは、来日当日すでにひとりのアメリカ人宿泊客から「ポディーンさんですか?」と話しかけられたそうです。さすがは正真正銘の元NHL選手ですね〜。オフというのに陸トレは週6日続けているんだとか。たださすがに37歳という年齢を考えてか、今季はスウェーデンでシーズンを終了してからは、スケーティングはしていなかったのだそうで、それだけに今日3時間通しのホッケースクール参加で「ああ、足が疲れた」「お尻が痛い」と嘆いていました。ちなみに、今日は日本の名マッサージ師を訪れるそうで、それもすんごく楽しみにしているようでした。 ポディーン氏にとって、唯一心残りだったのが、この日のプログラム終了後にデモンストレーションとして、バックス2人のGK(橋本、池田両選手)相手に実施したペナルティショット合戦。1本めこそ、橋本選手の左肩口を恐ろしいスピードのリストショットで抜いたのですが、その後は全部GKに止められてしまったのです。 「スウェーデンリーグが終わった後は、しばらく氷に乗ってなかったんですよね?」と振ると「それを言い訳ってことにしておこう(笑)。でも、神戸に行く前にばっちり練習していくからね」と冗談とも本気ともとれる発言を残していました。あ、フォローするわけではないのですが、ゴールに向かってスケーティングしていくその姿は、日本ではちょっとこれまで見たことのないような大迫力イメージでした。神戸では、彼のリベンジが見られるかもですね。 それから、日本のホッケーファンなら当然気になるのが「来季、日本でプレーするのか?」という部分。今回の来日は、彼にとってそのあたりを見極めるという目的もあるわけで、なんとか日本のいいところをたくさん見て行って欲しいと思っております。 あ、神戸でバックスのホッケースクールに参加する選手たち(神戸では大人の選手もスクール対象なんですね)、ならびにご父兄のみなさま。スクール終了後は、握手するなり、サインをねだるなり、がっつりモトを取っていってくださいね〜。・・・な〜んて、そのあたり関西のみなさんはしっかりされてるから心配ないかな? なんて言ったら怒られそうなのでこのあたりで本日はシメ!!! 今日はこれから、アジアリーグのアウォードに出かけて参ります。 ご感想はHWJ掲示板まで
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