NHL Notebook

福藤選手、元気に練習復帰

NHL overall
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昨日から管理人、LA入りしております。昨日の段階で「福藤選手が朝9時の氷上練習に出る」とキングズ広報担当者さんから情報を頂き、今朝はキングズ練習リンクのトヨタスポーツセンターに足を運びました。 まずは福藤選手のルーキートーナメント以来の状況を、ここで簡単にまとめておきます。 9月10日のルーキートーナメントvsサンノゼ戦で左膝を故障。その後11日決勝戦vsアナハイムには出場せず。13日ロサンゼルスで開幕したメインキャンプ初日は、福藤選手本人は参加したかったものの、トレーナーに制止されてお休み。しかしその後2日めから練習に復帰。キャンプ4日の16日には、チーム内練習試合の3試合め30分に出場して、わずかに1失点。その失点もパスアクロスからバレリ・ブレに決められたもので、ゴーリーとしてはなんともし難いゴール・・・ということで、福藤選手の株はキングズ首脳陣の中では確実に上昇していました。そのため、翌17日アナハイムとの対戦ではNHLゲームの前座のAHLゲームに出場が決定、さらにその出来いかんでは、翌々日18日サンノゼでの試合の出場の可能性もあったのです。 しかし、17日試合当日の朝の練習で、福藤選手は左太腿付け根を痛めてしまいました。 そのため、この日予定されていた試合出場は取り消しに。以来2日間氷上練習を休んで、この日練習復帰となったのです。 キングズは今夜、フェニックスでロードゲームが予定されていますが、そのゲームロースターに入っていない選手がこの日の朝9時からの練習に参加していました。氷上にいたゴーリーは、福藤選手を含め3人(他ラバーベラ、ブラスト)。練習時間は1時間と比較的短いものでしたが、GKコンサルタントのアンディ・ノウィッキ氏の指揮の下、例によって居残り練習によるハードなシゴキが待っていました。これに病み上がりとは思えないような動きで応える福藤選手。その動きには頼もしさを感じる一方で、「病み上がりなんだからあんまり無理しないで〜」という親心(?)が複雑に入り交じってしまいました。 練習終了後、ノウィッキ氏に話を聞くと「まだ故障箇所が少し痛いとは思うが、ハードに練習していた。とても粘り強くいい動きをしていたよ。最後のドリルでは10本中10本を止めたんだ」と、これまた例によって自分の愛弟子がいいプレーを見せた後の誇らし気な表情をみせてくれました。 さて、福藤選手に、現在の状況について伺ってきました。 HWJ:病み上がりからいきなりハードな練習でしたが・・・ 「まあしごかれることは分かっていたんで・・・そんなに調子も悪くなかったんで言われるままにやってみました」 HWJ:太腿付け根をケガした状況は? 「特にぶつかったとか、パックが当たったとかではありません。左脚を思いっきり伸ばしたときに、固まっていたのが伸びてしまった感じです。ケガしたのは左太腿の付け根ですが、左膝をかばってプレーしていると、他のところもケガをしやすいんです。今は、右の腰にも張りが出て来ています。練習の中に自然にパックを止めていたら『グキッ』と来ました。まだ完璧じゃないし今は70%くらいの回復ですが、氷上練習はもう出来るので、やリながら直していきたいです」 HWJ:今はどんな治療をしていますか? 「電気を流したり・・・超音波治療と、あとはアイシング、ストレッチです。昨日は、上半身のトレーニングと治療をしました」 HWJ:キャンプここまでを振り返ってみてどうですか? 「ケガしたりツイてなかったですが、ここまでいいアピールができていると思います。このまま調子を維持して、どんどんいいアピールができたらと思います。強い相手の方が気合が入るんで・・シュートの精度が違うし、マイナーリーグとはパスの速さとかも全然違うんで、そのへんはもっとレベルアップしないといけないと思いました。 HWJ:ローニックをはじめ、スター選手がメインキャンプに揃ってその雰囲気はどうですか? 「みんな声とかかけてくれますよ。特にアドバイスとかはもらってませんけど、ああゆう人たちが来て、ルーキーキャンプにはない雰囲気になってます。今は面白いですね」 HWJ:ギャロン、ラバーベラ、ハウザーについては? 「う〜ん、みんなやっぱりうまいですよね。身長もあるし・・・僕なんかよりずっと上のレベルでやってきたので、見習わなければいけないところがたくさんある。でも負けてないところもきっとあると思う。あとは僕に足りないところを身につけて、追い抜けたらいいなと思います」 HWJ:試合に出られなかったことについては? 「結局サンノゼには行きませんでした。行ってもすることがないし、それならここに残ってトレーニングと治療に専念すべきだと・・・僕が一番残念な気持ちで一杯なんです。これまでの調子のよさで先発出場を言い渡されたと思ったし、その期待に応えらなかった。でもここで無理したらシーズンに響いてしまう。我慢しなければいけなかった。出たかった気持ちは強いけどまだこれからチャンスがあると思います。今はともすれば、我慢よりもプレーしたいという気持ちが勝っちゃうんですけどね・・でも、ここで結果を出さなきゃシーズン開幕がECHLからになってしまうかも知れないし、そう考えるとちょっと無理しても頑張らなきゃいけないですね」 HWJ:キングズではすでにファーストカットがあり、48人までキャンプでの人数が減りましたが・・・ 「まあこっちでよくあることなんで・・・グループが2つになるとは聞いていましたが、テイラーは別にしても、マンスが放出されたのは意外でした。昨日のそれがあって僕も焦ったというか、『ここでやらなきゃ』という気持ちになったのは確かです。昨日、みんなバッグに荷物をまとめていました。僕のルームメート(DFライアン・マギニス:OHLプリモス)も帰ってしまいました」 と、なんか中途半端なインタビューの終わり方ですが、実は今日はこの後午後4時からも練習が予定されているのです。1日にかなりの密度の氷上練習が2回とは、さすがNHLという気がします。日本のホッケーを見下すつもりは毛頭ありませんが、こちらの練習は密度が濃くて本当にハードです。福藤選手の動きひとつにしても、選手たちのレベルの高さゆえに、日本では必要のない動きを迫られる状況がかなりあると思います。また掲示板にも書いたのですが、今季はルール改正により、ゴーリーにとっても過酷な状況が続きます。 毎日ハードなプレーを続けながら、しかもケガしないようにプレーしなければならない。ケガを抱えても、うまく付き合っていかなければならない。休んでいるうちに、ライバルが台頭して自分を抜きさってしまう危険性だって十分あるわけです。本当に厳しい戦いだと、管理人も実感しております。 それでは、そろそろ午後の練習に備えます。また新たな情報が入り次第更新いたします。 ご感想はHWJ掲示板まで
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