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オイラーズ、WHLチーム獲得を熱望中

今季からファームチームのAHLロードランナーズを、お膝元のエドモントンに移したオイラーズ。そのロードランナーズは、今季プレーオフ進出はならなかったものの、ホッケーに飢えたエドモントンの人々の心をとらえて、観客動員はAHL3位と好調でした。おかげで親会社のオイラーズは、今季運営費(約1200万ドル)のうち、少なくとも100万ドルはロードランナーズからの利益で補えるという嬉しい報告もあったようです。

ただし来季、予定通りNHLが開幕した場合、ファームのロードランナーズが今季同様の観客を集められるとは予想しがたい。しかもオイラーズの場合、以前からエドモントンで欲しがっていたのは、AHLチームではなく、実はWHLチームだと言われています。

実際オイラーズは、これまでWHLのフランチャイズ権を獲得しようと積極的に活動を続けて来ました。一時は、2004−05年シーズンから加盟できるWHLフランチャイズを求めて、「チームを売却してくれたオーナーには500万ドル」なんてオファーを提示したことも。また過去に2回トライシティ・アメリカンズの買収を仕掛けていました。しかし当時、アメリカンズはブリティッシュコロンビア州バンクーバー近郊に、オーナーたち(グレン・セイザー、ブライアン・バークら)がチーム移転させる計画があったようで、オイラーズは今年3月にもそのオファーを蹴られたばかりでありました。

しかしオイラーズのWHLフランチャイズ獲得計画が遅々として進まない中で、周りは着実に動いてました。トライシティのオーナーグループは、なんとバンクーバーの東のチリワックにWHLエクスパンション権(2006-07年からWHL加入予定)をゲット。そしてアメリカンズを別のオーナーグループ(この中にはオリー・コルジグの名前も含まれているそう)に売却してしまったのです。

オイラーズとしては、来季もAHLロードランナーズをエドモントンでプレーさせることで、すでにスケジューリングをAHLに依頼しており、WHLチーム招致は急を要するものではないのかも知れませんが、オイラーズ幹部にとってトライシティでの顛末は心穏やかなものではないでしょう。

そこで、オイラーズが次に望みをかけるのは、WHLのエクスパンション。4月18日に実施されたWHL代表者電話会議の際にも、エドモントンでのWHLエクスパンション案が議論されたそうです。WHLは長い間、エクスパンションには反対の姿勢を示してきました。というのは、主にカナダ西部を基盤とするWHLですが、これまでですでに20チームというチーム数の多さを誇り、その一方でタレント不足が叫ばれても来たのです。そして今回チリワックの新チーム創設で、WHL全チーム数は21に。6月のWHL代表者会議では、エドモントンも含めて今後のエクスパンションの可能性も議論されるかもしれないとは言われていますが、エクスパンション権承認には代表者の3分の2の同意が必要だそう。他チームの同意を得るには、事前の根回しもしなければならないでしょうし、前途はまだ多難にも思えます。

オイラーズがAHLよりもWHLにこだわる理由はこんな感じです。

1)まずAHLロードランナーズの場合、来季NHLが開幕してしまったら訪れるファンは急減することが容易に予想される。1軍の試合が見られるのに、わざわざ2軍の試合まで見たいと思うファンは少ない。チケット価格もバカにならない。もちろん、トップチームが1軍のお膝元にあれば、スカウティング面や、ファームから昇格した選手たちの移動面でも、利便性、費用削減などの利点はある。

2)WHLの場合、AHLほど遠距離移動は少ないことから、航空運賃、ホテル代などが節約できる。選手年俸(AHLロードランナーズは総額200万ドル)も大幅に縮小できるなど、費用面で有利。

3)地元出身の選手たちを獲得したり、またレッドディアやカルガリーなど、アルバータ州の近隣都市とのライバル関係も相まって、ファンの根強い応援も期待できる。

・・・と考えると、オイラーズにとってWHLチーム経営はいいことづくめみたいですねえ。あ、その一方で、以前にもお伝えした通り、NHLカロライナ親会社が保有するOHLプリモス(デトロイト近郊です)は、現在売却の噂がありますから、やみくもにNHLチームがメジャージュニアチームを経営すれば儲かるというものでもなさそうですが・・・

オイラーズとWHLフランチャイズ関連記事を読む
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追記:Yellerさん@カルガリー在住のご指摘で、一部チーム表記を訂正させていただきました。Yellerさん、ありがとうございます。
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by hockeyworldjapan | 2005-04-25 08:13 | NHL overall

小ネタ大放出

チェリオス、キャメロン・ディアスとTV出演!!!
これって日本のMTVでも観られるのかしらん?
ロックアウト中はボブスレーやってコケたり、UHLの試合に出場してマイナー選手からケチつけられたりと、なにかと話題の多めなチェリオスですが、カップ獲得時も俳優の知り合いたちが、ロサンゼルスの彼の自宅の元を訪れたりなど、ハリウッド系にも顔が広いのですよね・・・
一方、チームメートのマカーティは、「グラインダーズ」とともに全国50カ所コンサート中。ロックアウトの恩恵というべきか、自らがシンガーとして率いるバンド「グラインダーズ」の活動に専念という今季。現在は2枚目のアルバム録音も進めているとのこと。
http://www.freep.com/sports/redwings/line22e_20050422.htm
http://slam.canoe.ca/Slam/Hockey/NHL/Detroit/2005/04/22/1008444.html

アメリカvsカナダ第2戦@ケベックシティでのハプニング
2005年世界選手権@オーストリアの前哨戦を戦っている両チーム。しかしこの試合での国歌シンガーが、なんとアメリカ国歌を途中で失念。2回止まったあとで、カンニングペーパーを取りに行って戻って来たそうですが、今度は赤い絨毯の上で思い切りズッコケ。というわけで、結局国歌演奏はなされずに試合開始となってしまったそうです。
しかし15399人収容のル・コリゼには、たった7166人の観客のみ。高すぎるチケット(25〜65ドル)がその要因らしい。ケベックシティは2008年世界選手権開催地(予選ラウンドはハリファックスと共同開催)なのにこれでいいのか? の声も挙がっているようです。ちなみに2008年はIIHF100周年の記念すべき年だそう。試合は、カナダがいったんは3−1とリードしたものの、その後守りのミス連発で4−5と逆転負けでした。
http://slam.canoe.ca/Slam/Hockey/World/2005/04/22/1009079-cp.html

スタスニーの長男、アメリカ代表入り
往年の名選手ピーター・スタスニーの息子、ヤン・スタスニーが、上記のvsカナダ第2戦で1ゴールを挙げています。
このスタスニー長男ですが、ケベックシティ生まれで、ここ2シーズンはドイツリーグでプレー。父はもちろんスロバキア人なのですが、7歳の時にケベックシティからアメリカに移り、ニュージャージー、セントルイスで育ったという背景から、アメリカ代表に今回選出されました。ちなみにスロバキア代表になるためには、IIHFの規定(代表国に数年居住経験がある、その国内リーグでのプレー経験があるなど)に抵触するため、おそらく不可能だったと本人は語っています。
ノートルダム大学でプレーした彼は、2002年ボストンに8巡目指名。ここ2シーズンはドイツリーグでプレーしているそうですが、AHLよりも多くの滞氷時間が得られるという理由でドイツを選んだんだとか。当初は、ECHLアラスカでプレーしていたスコット・ゴメスのプレーオフ進行次第だったという彼の代表入りの可能性も、ゴメスがプレーオフファーストラウンド第4戦@ベイカーズフィールドで、骨盤骨折の故障を負った(このニュース、アラスカの地元紙が人体図入りで大きく取り上げてました)ために、この度代表入りが決定した模様です。
スタスニー家といえば、次男ポールが、デンバー大学の一員としてNCAAタイトルを獲得したばかり。父ピーター(ご存じ現職政治家@欧州議会)に言わせると、ポールの方が自分のプレースタイルに似ているらしく、ヤン(身長5フィート8と小粒です)はピーターの弟であるアントン(スタスニー兄弟の三男。ピーターが次男で長男はマリアン)に似てるんでは? との声があるようです。
あ、カナダ代表については、あまりにも情報が膨大すぎるので、またどこかで改めて・・・
http://www.theglobeandmail.com/servlet/ArticleNews/TPStory/LAC/20050423/USCAN23/TPSports/Hockey

パット・バーンズ:大腸がんから回復中
昨季シーズン中の3月に下血し、何かがおかしいと気づいたというパット・バーンズコーチ(ニュージャージー)。それまで疲れやすく、体調面で何かがおかしいと感じることがあったそう。そのため3月23〜26日のフロリダ、アトランタのロード中にチームドクターに相談を持ちかけた。その後の検査の結果、2期の大腸がんであることが判明した。
不幸中の幸いはリンパには転移が認められなかったこと。2期の場合、60〜75%が再発なく回復するとのデータありだそうです。7月9日に腫瘍摘出手術に放射線治療、さらに辛いことで知られる化学療法も乗り越えました。2004年は奥さんも胃の手術を実施、さらにハリケーン「チャーリー」がフロリダの自宅を襲うという不幸があったバーンズコーチですが、フロリダ療養中の現在は、すでにハードにトレーニングを実施するなど、順調に回復しているようで一安心ですね。
今年7月1日でデビルズとの契約は切れるそうですが、GMラモリエロは「バーンズこそがデビルズのコーチ」とすでに明言しているそう。ただし、コーチ職が負担になってもいけないってことで、今後のことはGMラモリエロと協議の上で決めていくとのことです。
http://www.nj.com/devils/ledger/index.ssf?/base/sports-1/1113545439288350.xml

ESPN、NHLとの来季オプション契約期限は6月1日
「4月15日」と以前にお伝えしていたESPNのNHL放映権オプション期限(1年6000万ドル)は、どうも6月1日に順延された模様です。
ただ、NFLと8年90億ドル(年額に直すと11億2500万ドル。実にNHLの19倍です。ぎえ〜!!!)という契約更新したばかりのESPNだけに、NHLに対してはより強気な立場を貫けるのでは? というのがこの記事の見解。
あ、全然余談ですが、デトロイト地元紙のコラムや、ESPN出演、さらには著書「モリー先生との火曜日」でも知られるミッチ・アルボム氏が、自らのコラムで誤った情報を流したために現在地元紙停職中、ESPNも出演自粛中とは知りませんでした。実力のある人だし、詳細をねじ曲げて書く必要は全くないとは思うのですが・・・あるいは、名声を手に入れてしまったがために、つい慢心からそうした危険かつ楽ちんで美味しい道に走ってしまったのか? どういう事情だったのか気になります。
http://www.nypost.com/sports/23391.htm
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by hockeyworldjapan | 2005-04-24 12:11 | NHL overall

ルール改正の全貌は?

で、結局、あの拡大版ゴールネットはハッタリだったわけ?

4月7、8日GM会議@デトロイト。
7日の議論では、GMだけでなく7人の選手(リンデン、ブロデューア、ターコ、ブレイク、ニーダーマイヤー、アイザーマン、シャナハン)も招かれ、6時間に渡ってハイスコアリング化への検討が行われたという。その前日の6日には、11人(15人説も)ものNHLゴーリーたちが事前にNHLホッケー部門部長コリン・キャンベルと会談し、NHLが着手しようとしているGK防具への規制やゴールネット拡大について意見したなんて報道もありました。

で、7日の議論に戻りますが、セイバーズGMダーシー・リギアがパワーポイントにて、拡大版ゴールネットのプレゼン実施。噂通り3種類のゴールネット規格が紹介されました。その詳細は以下の通りだったそうです。

1)現在同様長方形だが、幅を8インチ、高さを4インチ拡大する(現行サイズは高さ4フィート、幅6フィート)。これでゴールネット間口面積は21%広がる。
2)基底部の幅は6フィートのままだが、ポスト、クロスバーがともに弓なりに丸みを帯びており、中央が膨らんだ形。最大で幅が6フィート6インチ、高さが4フィート6インチに及ぶ。ゴールネット間口面積は13%増。
3)基底部の幅は6フィートのままだが、6フィート8インチまで外に広がる。高さも4フィート4インチまでアップ。ゴールネット間口面積17%増。

・・・とはいえ、この拡大版ゴールネット、この日は議論の対象にはされなかったそうです。10年前なら散々非難を受けたであろうこの提案。昨今の低得点化が進むNHLにおいて、割と参加者たちはすんなり受け入れていたらしいのですが、さすがにゴーリーたちからは猛反発を受けてしまった。よってこの拡大版ゴールネットについてのプレゼンは、今後を見据えてという意味らしく、どうも早期導入には至らない雰囲気です。

そう聞いて、胸をなでおろしているゴーリーの皆さんも多いのでは? だって、これまで車幅感覚同様にゴールの高さや幅を潜在意識に叩き込み、ミリ単位のプレーを突き詰めて来たゴーリーだっているはず。なのに「じゃ、来季からゴールネットの規格を変えますので、よろしく〜」なんて言われたら、絶句&腰砕け&号泣でしょう。もう1からゴーリー理論をやり直すしかないのですから。

考えてもみてください。間口21%増なんてことになったら、ジョゼ・テオドア、マーティ・ターコあたりの今のNHLゴーリーで小ぶりな部類では、もはや太刀打ちできんのは目に見えている(実際テオドアは拡大版ゴールネットのことをボロクソに語ってました)。そしてスティーブ・ウ゛ァリケットあたりが、NHLナンバーワンゴーリーへと君臨し、ロベルト・ルオンゴが50パウンド増量を目指す・・・ウ゛ァリケットが嫌いってわけじゃありません。でも、あんな巨体ばかりがNHLゴーリーの座を占めてしまったら、そりゃあNHLも凄まじいものがあるでしょう。以前、97年フィラデルフィア・フライヤーズのゴーリータンデム(ロン・ヘクストル&ガース・スノー)と同じエレベーターに乗り合わせた経験があるんだけど、エレベーター内の空気が急に薄くなったような気がしましたもんね。ロッカールームもさぞやし息苦しくなるだろうななどと、容易に予想が付くわけです。

拡大版ゴールネットの話題はこれくらいにして・・・。
7日の議論では、またまたゴーリーたちがターゲットに。今度はかねてから何度も議論されてきたゴーリー防具規制についてです。CCM社からプレゼンされた縮小版GK防具の概要はこんなんでした。

*ゴーリーパッド:現行の12インチ幅から10インチへと縮小。高さは現行36インチから35インチ(34インチ説もあり)へと縮小。
*ブロッカー:現在よりも1インチずつ縦横小さくする。
*グラブ:周囲を48インチから45インチへと小さくする。
*パンツ:1インチ幅狭にする。
*チェストプロテクター:角張りではなく丸形に。
*ジャージ:現行より2サイズ落として身体にフィットさせる。

ゴーリーたちは、グラブ&ブロッカーのサイズ縮小については同意してるものの、ゴーリーパッドについては、上部にフラップも付いていないため、バタフライスタンスとなった場合に膝の部分がむき出しになる可能性があるのを恐れてるそう。特に前述のウ゛ァリケットのようなスーパーサイズな輩が、アルツールズ・イルベやマニー・レガシーのようなミニミー系と、防具規格を同じくするというのはあまりにも不公平。ってわけで、選手の身長に合わせた防具サイズ選びという基準も、当然考慮に入れるべきだと思う訳です。じゃないと、防具が「身体を守る」という本来の目的を果たせなくなってしまう。

とはいえ、確かに最近はこの本来の目的以上に「パックがゴールに収まるのを妨げる」という二次的な目的ばかりが追求されてきたという風潮がありました。パトリック・ロワの「携帯電話(ジャージの脇側に昔の携帯電話サイズの板が入ってた!)」、ガース・スノーの「ショルダーパッド@金物屋さんの父さん手作り」あたりが、その有名どころでありました。いかに現行ルールの抜け道を利用して、小細工するか。そのあざとい精神も、ゴーリー道の奥義を極めるステップのひとつだったわけです。そういう防具の工夫、決して嫌いでなかった私としては、そんな笑いのネタが今後は激減すると思うといささか淋しくもあります。(ま、スノーあたりのこだわりは、含羞とか矜持とかが著しく欠如してる感じがしたし、規制される前に嘲笑されるという感じではあった)

そんなゴーリーたちも防具縮小への動きに賛同せざると得なくなった。思えば、NHLはゴーリーをそう仕向けるために、あの拡大版ゴールネットを提案したんじゃないか? なんてのは、私の深読みでしょうか? 「お前ら、防具小さくしねーと、ゴールネット大きくしちゃうぞ」というNHLの脅しに、ゴーリーたちがしぶしぶ応じたような気がしてならんのです。
その他、この会合で議論対象となったのは、オブストラクション(NHL、まだ懲りなてない(笑))、タグアップオフサイド(IIHFルールでは「ディレイドオフサイド」の文言で知られてます)、ノータッチアイシングなどの、従来から議論されている内容が中心。またシュートアウト導入はほぼ決定とも言われております。

さらにルール改正とは別の議題もありました。

1)プレーオフ進出チームが、現在の16から20に拡大?
各カンファレンス6位までがプレーオフ進出。7位と10位、8位と9位がワイルドカードとしてベストオブスリーで対戦し、勝利チームが従来通りのプレーオフを戦うという提案あり。プレーオフ進出チーム数を増やすのと、各ディビジョン1位のシード制をやめるという2つの目的ありらしい。

2)2005年ドラフトの指名順序
シドニー・クロズビーという目玉選手の存在ゆえ、2003−4年シーズンの成績を基準としたウエイト制抽選か、もしくは30チームに公平に全体1位指名の確率を与えた抽選とするのか、白熱した議論が行われた模様。クロズビーは、今季QMJHLではレギュラーシーズンMVP、2年連続スコアリングリーダーなど5つのトロフィーを受賞。62試合で168ポイントは、昨季の135ポイントから大躍進の跡が見えてます。

3)コスト削減という意味から、現行の23人ロースターをさらにカットする(21人ロースター説あり)という案も、議論されたとか。

・・・てな感じですが、肝心のシーズンが始まらないことには意味はない。NHLは、いよいよ代理選手導入について議論するため、4月20日に代表者会議(いわゆるオーナー会議です)を実施するのですが、その前日にNHL&NHLPAの会合がNYで予定されています。なんらかの進展をその時お伝えできることを祈るしかありません。

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by hockeyworldjapan | 2005-04-15 20:40 | NHL overall

NHL小ネタ集

カナディアンズ、元エキスポスのマスコットを起用か?
MLBモントリオール・エキスポスといえば、極度の観客動員不振に陥り、一時はオーナー不在球団に。その後ワシントンへ移転したことで知られていますが、エキスポス時代のマスコット「ユッピ!」が、NHLモントリオール・カナディアンズへと「移籍」するとの噂が流れています。現在はその権利譲渡に関する交渉が行われている段階とか。このマスコット「ユッピ!」はモントリオールでは子供たちに大人気のキャラクターであり、カナディアンズの試合にお目見えとなれば、子供向けに素晴らしいプロモーションが展開できるのではと予想されています。
79年生まれの「ユッピ!」は、実はマペットのひとつとして作成されたそうだが、マペット軍団には残れず。そんな経緯があって、かつてエキスポスはマペットに彼の権利料を支払っていたんだそうで。
http://www.canada.com/montreal/montrealgazette/news/sports/story.html?id=6be2cd08-fb0c-4153-a472-e11cf80a17c7
http://sports.espn.go.com/espn/page2/story?page=caple/050119

カロライナのオーナー、OHLプリモスを売却?
カロライナ・ハリケーンズのオーナー、ピーター・カーマノスが所有するOHLプリモス・ホエラーズと、その本拠地コンピュウエアスポーツアリーナが、売りに出ているとの報道あり。チーム社長によれば「公然と売りに出すつもりはないが、適正価格でのオファーがあれば」とのこと。ハリケーンズは厳しい財政事情が再三指摘されており、これも親会社「コンピュウエア」のホッケー部門合理化の動きと見られています。カーマノス氏は、NHLハリケーンズ、OHLプリモスの他、ECHLフロリダ・エバグレイズとその本拠地ジャーメインアリーナを所有していますが、エバグレイズとジャーメインアリーナの2つは、すでに公式に売りに出ているそうです。

フルーリー、スタンレーカップ、五輪に続いてアランカップ獲得に一歩前進
以前のブログ記事では、アマチュア資格がもらえないかも? というところで終わってしまい、失礼いたしました。その後、セオレン・フルーリーは、元気にアマチュア選手としてプレーしており、ついにアランカップ2005に出場が決定しました! 
フルーリーの所属するホースレイク・サンダー(アルバータ州代表)は、ブリティッシュコロンビア州代表のパウエルリバー・リーガルズを破っての、カナダのアマチュア最高峰を決定するアランカップに見事進出。アランカップ2005は、4月19〜24日サスカチュワン州ロイドミンスターで開催予定です。
http://www.allancup.ca/AllanCupNews.htm
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by hockeyworldjapan | 2005-04-07 18:21 | NHL overall

AHL再編中

NHLにとって、3Aリーグに相当するAHLで再編が進んでいます。

傾向としては、こんな感じです。
(1)「1対1」化:NHL1チームにつき、そのトップファームとしてAHL1チームという方向性
(2)「より近く」:西海岸のチームが、東海岸の端っこのトップファームを経営・・・というパターンから脱却するチームが続出中

(1)については、経費縮小という名目から、他NHLチームとファームを共有するパターンが近年は多くもありました。しかし、そうするとなかなかファームから選手が成長してこないというジレンマが経営陣としては当然あったわけです。特にNHLでは、ヘッドコーチによって採る戦略も様々。よって単独でファームチームを直接経営、あるいは提携を結ぶことにより、若手選手たちはファーム時代から1軍での戦略を徹底されることになるのです。そして、いざ1軍昇格の運びになれば、そうした若手が戦略理解に苦しむことはない。ファーム上がりの選手は、すんなり1軍のプレーに溶け込めるというわけです。

(2)については、ひとつのチームのファンになって、その地元の新聞記事などをじっくり追いかけている方なら、その有用性はもうお分かりでしょう。1軍で故障者が続発した場合に、ファームから選手が供給されるわけですが、そのファームチームが遠隔地にあったりすると、昇格した選手が試合に間に合わないなんてケースはざらなのです。また、そのファームでの若手の成長をGMらがスカウティングするのに、遠隔地だと当然旅費もかさみます。近場にあれば、車でちょっとドライブすれば、すぐにファームの試合を見られる・・・なんて便利な環境になるわけです。

そんな事情もあって、リーグ開設70周年という記念すべき来季(2005−06年)のAHLでは、以下の4チームの新加入が決定。これでチーム数はNHLと同じ30チームとなる予定です。

*アイオワ・スターズ:来季からNHLダラスのトップファームに。元NHLハートフォード、ピッツバーグのオーナーでもあったハワード・ボールドウインが共同オーナーを務める。スターズとは5年契約。ボールドウインはケンタッキー州ルイビルにチームを所有していたが、そのチームは運営を休止に。これをアイオワ州デモインに移転させることで、スターズのファームとして生まれ変わることに成功した。スターズ社長ジム・ライツと、ボールドウイン氏が古くからの知人であったことも、この提携実現を後押しした模様。本拠地は、現在建設中のウエルズファーゴアリーナ。今季スターズは、トップファームとしてAHLハミルトンとAHLヒューストンを併用している。

*ピオリア・リバーマン:昨季小原大輔選手(現コクド)が所属したことでも知られるECHLチームだが、来季から同ミズーリ州に位置するNHLセントルイスのトップファームとしてAHLに加入する。今季までブルースのファームはAHLウスター(米マサチューセッツ州)であったが、このフランチャイズ営業権をリバーマンが買い取り、チームをピオリアに移転させた形で、実質的ECHLからAHLへの昇格を成功させた。リバーマンは、廃止となった3AリーグIHLにも加盟経験があり、過去にブルースのトップファームとしての経験を5シーズン有する。

*トロント・マーリーズ:来季からNHLトロントのトップファームに。カナダ・ニューファンドランド州セントジョンズから移転し、それに合わせてチーム名称も改めた。
改名のためにメイプルリーフスは、2004年10月にファン投票によるコンテストを実施。6000件の応募の中、このマーリーズという名前はトップ3に入る人気名称だった。
この「マーリーズ」という名称は、1904年にイングランドのマールボロ公爵にちなんで名付けられたのを、1927年当時のリーフスオーナーだったコン・スマイスが買い取り、リーフスのファームチームとしたという歴史あり。しかしこの先代マーリーズは、80年代に人気が下火となったため、1989年にリーフスが手放し、チームはその後ハミルトンに移転。さらに91−92年にはゲルフ・ストーム(現在OHL加盟)へと名前を変え、現在に至っている。本拠地はトロント市内のリコーコロシアム。

*オマハ・ナイツ:来季からカルガリーのトップファームに。以前カルガリーのファームであったニューブランズウイック州セントジョンのフランチャイズ(2003年4月営業停止)を、米ネブラスカ州オマハに移転させ、フレームスにとって待望の単独トップファームが復活した。ここ2シーズン、フレームスは、米マサチューセッツ州ローウェル・ロックモンスターズ(AHL)を、カロライナと共有していた。
オマハのシビックオーディトリアムは改装済でダウンタウンに位置。オマハには過去30年間プロホッケーチームが存在していなかったが、1930年代後半から存在していたマイナーリーグチームが、このオマハ・ナイツだった。このチームのオーナーグループである「Ak-Sar-Ben財団(注:Ak-Sar-Benとは、Nebraskaを逆に綴ったものだそう)」が、新チームに対し、フレームスと共同出資する。
前身チームは、1970年代初頭には、カルガリー・フレームスの前身チームであるNHLアトランタ・フレームスのファームチームだったことも。またゴーディ・ハウ、スコッティ・ボウマンが所属したことでも知られる。
新チーム立ち上げにより、チーム名は改称される可能性あり。

・・・というわけで、どこも「より近く」の傾向を重んじているわけです。特にファームチームがNHLチームと同都市に位置するのは、これでフィラデルフィア、エドモントンについで3つめ。もちろん近いに越したことはないのですが、NHLが存在する都市にAHLチームを設けて、果たしてちゃんと観客は確保できるのか? という運営的問題も、忘れてはなりません。

実際、2003−04年にAHLトロント・ロードランナーズ(エドモントンのトップファーム、今季からエドモントンに移転)が、リコーコロシアムを本拠地とした際には、ファームにしては割高感があったチケット価格も災いし、トロントのホッケーファンがそっぽを向いて、チーム経営が悪化したという事情がありました。その結果、ロードランナーズは、今季1軍と同じエドモントンへの移転を強いられたわけです。
ただしマーリーズは、あくまでメイプルリーフスのファームチーム。として地元トロントのファンを惹き付けるだけの魅力は十分あるとチーム関係者は睨んでいるようで、シーズンチケットは発売初日で1300席を受け付けたとの話も報道されています。

と、決定している話はここまでですが、さらに現AHL加盟チーム間での、NHL提携チーム・シャッフル大会が実施されようとしています。

まずは、今季を以てAHLハーシーとの提携を終了したNHLコロラド。AHLハーシー(東海岸のペンシルバニア州に位置しています)の立地条件の悪さもあってか、今季アバランチからハーシーに送られていた選手数は12名以下で、現在に至ってはたった4名という少なさだとか。アバランチは、今後は同地区のCHLチーム(コロラド・イーグルズ:デンバー近郊ラブランドに位置)との提携が噂されています。

さらにコロラドが見捨てたAHLハーシーを、NHLワシントンが来季トップファームチームとするのでは、との憶測もあります。ハーシーは戦前よりマイナーリーグのホームチームとして長年栄えて来た、いわばマイナーチーム中の古豪であります。しかしキャピタルズには、向こう1年AHLポートランド(米・メイン州。ハーシーよりはワシントンから遠いです)との契約が残っている模様。通常契約下のファームとの契約破棄となれば高い違約金が必要となるのだそうですが、来季はアナハイムがこのポートランドとの契約を結ぶのではとの噂もあるそうで(現在アナハイムはAHLシンシナティ・マイティダックスがトップファームです)。

この慌ただしいAHLを含めたマイナーリーグ再編成。毎年恒例行事ではありますが、今季は特に新加入チームの存在もあって、例年以上にややこしくなりそうです。


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by hockeyworldjapan | 2005-03-30 11:40 | NHL overall

NHL選手、来季の選択肢は?

両陣営が「3.1会議」で貼りボテながらも団結を固めた後は・・・っと。

形勢的には、やっぱりオーナーの方が有利という声はやはりある。その切り札となるのが、やはり代理選手導入。「3.1会議」後の会見でNHLベットマンコミッショナーは、「来季は10月に開幕させる。もちろんその前に労使協定が妥結していることが望ましいが」と、暗に代理選手導入の可能性を匂わせてました。

この代理選手導入、3月2日のNHLPAと代理人たちの会合でも議論されてました。この会合には、代理人側からNHL有資格159人のうち67人が出席。この会合後、IMGのJPベリー氏(ヤーガー、ソーントン、サンディンらを顧客に抱えるスーパーエージェントのひとり)は、「代理選手は顧客にしない」「顧客選手が『代理選手として契約したい』と言ったら、その選手はもはや私の顧客ではない」と断言していました。また可能性として、代理選手の契約を世話した代理人から、NHLPAが代理人資格を剥奪することも十分に考えられるようです。

そんな環境下で、来季まで労使交渉がもつれるとなると、気になるのが来季の選手たちの所属先。今季は400人近いNHL選手がヨーロッパに流出したわけですが、来季は必ずしもそうは行かないらしい。というのは、多くのヨーロッパのチームが来季は「通年契約」、つまり途中でNHLが開幕した際でもヨーロッパでシーズン最後までプレーすることを、NHL選手たちに求めて来ているそうなのです。ヨーロッパのリーグとしても、新規スポンサー獲得など、来季をさらなる拡大の機会と見ており(IIHF主導で新ヨーロッパリーグ設立の噂もあったが、これはIIHFが否定)、そのためには選手を通年確保したいという意志があるのは、当然でしょう。

するとNHL選手にとって、残された選択肢というのはどうなるんでしょうか? ここに列挙してみました。

(1)トーナメントを企画する
「3.1会議」では、来季PA主催の小規模リーグ、もしくは大会ツアーをカナダで開催する提案もなされた模様。またすでに今年4月上旬にはIMG主催イベントが企画されており、これが世界選手権に出場する選手たちの肩慣らしとなるそうです。このIMG主催イベントでは、6〜8チーム対抗戦という形式で、カナダ国内でNHLアリーナ以外の施設にて試合を開催するんだとか。CBCでの放送予定の可能性もあるそうです。IMGには、すでに今季ヨーロッパツアーを実施という実績があります。ただし、今季序盤に企画されたOSHLというトーナメントリーグは、あまりに試合の真剣味が足らないということでファンが激怒し、早々に姿を消しました。こういうことが続くと、選手側のイメージダウンにも繋がりかねないというリスクはあります。

(2)マイナーリーグに流れる
今季AHLでプレーした若手選手は、資格的に来季も問題なくAHLでプレーできそう。というわけで、今季同様AHLではまた面白い試合が観られることになりそう。また、今季すでに数名が経験したように、ECHL、UHLなどでプレーするNHL選手が来季は増えるかも。すでに今季全面中止となった後、ベイツ・バタグリアがECHLミシシッピに加入しています。ただ、例によって「マイナーリーグの選手たちの仕事を奪うのか? 自分勝手なNHL選手め」というイメージをファンに植え付けてしまうというリスクがあるのは否めません。

(3)代理選手としてNHLに参加する
NHLが代理選手導入に至った場合に「団結破り」して参加するというパターンがこれ。代理選手となり得る選手は、通常の考え方だと経験の浅い若手選手(しかも来季NHL昇格の可能性の薄い選手)、もしくはマイナーリーグやヨーロッパを転々としているベテラン選手・・・という感じになるのでは、と思われる。もし、現在NHLPAの一員がこれをしてしまったら、それはもうモロ「団結破り」となります。過去MLBのストライキで代理選手として参加した選手は、当時はメジャーリーガーではなかったにも拘らず、現在も選手会加入を拒否されているという事情あり。選手会加入が許されないということは、選手年金やその他の手当も受け取れず、「あいつは造反分子」という烙印を一生押され続けるとのことになるわけです。

(4)WHAなど、新リーグに流れる
いまだに開催を声高に叫んでいるWHA。過去70年代にNHLのライバルリーグとして立ち上がったWHA(詳しくはこちらを参照)は、今季リーグ復活を目論んでたのですが、NHL代理人から全く相手にされずに、結局今季はリーグ開催に至れず。ドラフトまで開催したのですが「あれって、ファンタジーホッケーのドラフト?」なんて嘲笑の的になってたほど、ヴァーチャルな蜃気楼的存在に収まってました。
しかし今季NHLが全面中止となり、このWHAの存在がまたにわかにクローズアップされてきました。さらに、上記の理由でヨーロッパのチームからNHL選手が締め出される可能性も出て来た今、彼らにとっては今が仕掛け時なわけです。
今季UHLに加入したクリス・チェリオスは、「来季はWHAなどのライバルリーグに加入しよう」と選手たちをけしかけているとの報道も。チェリオスによると、UHLとWHAが合併するという話もあるようです。チェリオスの他、大物選手では、ブレット・ハル、マイク・モダノ、ジェレミー・ローニックといったところがWHAでのプレーに興味を示しているとか。
で、問題はWHAの具体的なリーグ構想なのですが、現在15のグループがチーム営業権に興味を示しており、ケベックシティ、ラスベガス、ハミルトン、グリーンズボロが、すでに来季加入決定(・・・と今季も同様に報じられていたので、だからといってリーグが開催される保証はどこにもありませんが)。今後はシドニー・クロズビー獲りにも行くとリーグオーナーは公言して憚らない。リーグコミッショナーは相変わらず、ボビー・ハルが務めています。
この景気付けイベントとして、まずは今年5月、6月にフィル・エスポジトがWHA関連大会を企画。賞金として優勝チームには200万ドル、各出場選手には2万ドルのギャラが支払われるとの触れ込みもあります。チェリオス、ショーン・バーク、マーク・レッキ、ロバート・エシュ、アンドリュー・レイクロフトが、すでに大会参加の意志を表明しており、現在マルタン・サンルイにも交渉中だとか。試合はコップスコロシアム@ハミルトン、リコーセンター@トロント、カナダ西海岸のアリーナのどこか、の3会場だそうです。6チーム対抗戦で、かつてのWHA時代のユニフォームを着用して試合するなんて趣向も凝らされる予定。


ま、こうなってしまう前に労使交渉が妥結してくれれば、それが彼らにとっても最良の選択肢であることは言うまでもありません。はあ〜。

WHA関連記事をWHAの公式HPで見る
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by hockeyworldjapan | 2005-03-07 09:39 | NHL overall

NHLリーグ全体を買いたい会社

NHL、お前もかっ?! 

・・・などとつい、つぶやきたくなってしまったこのニュース。

日本では、ライブドアvsフジテレビ対決の構図が毎日賑々しく報道されているわけですが、NHLでも先日こんな話がスクープされてました。

NHLリーグ全体を、35億ドル(約3675億円です)で買収を申し出た投資会社が出現したのです。1チームだけではありませんのよ、NHL30チーム全部。

さてそのあらましをこちらで説明しましょう。

NHL、NHLPAが交渉決裂後、初めて各陣営会議が実施された3月1日。NHL代表者会議(つまりオーナー会議ですな)において、ウォールストリートで名を馳せる投資会社ベインキャピタル社が、ボストン地区スポーツコンサルティング会社であるゲームプラン社とともに、NHL全30チームを35億ドルで買収する案を提示していた、とトロントスター紙トロントサン紙の両紙が伝えました。

ただその会議の場では、この両社のプレゼンに対してのオーナーたちの反応は薄く、プレゼンはわずか30分で終了。当初は「まともに取り合うオーナーはいない」との報道でした。しかし一夜明けて、またトロントスター紙が「この2社の買収案、提示額を35億ドルからアップする用意あり」との続報が出て、「可能性ゼロ」という雰囲気から「決してあり得ないとは言い切れない」レベルに真実味を帯びて来た様子です。

そもそもこの2社のうち、最初にこのアイデアを思いついたのは、スポーツコンサルティング会社のゲームプラン社。昨年NHLが発表した「レヴィット報告(注:NHLの要請で、リーグ全体の赤字額、収入に対する支出割合74%・・などという数字を、かつて政府要職にあったレヴィット氏がまとめた報告書です)」に基づき、ゲームプラン社がビジネスモデルを作成し、これをベインキャピタル社に持ち込んだのだとか。そして5ヶ月前には、ベイン側からNHLに対してこの草案が説明されていたらしい。そしてNHLがシーズン全面中止を発表した今、好機とばかりに今回のプレゼンに至ったというのが、裏事情のようです。

ただし、この提案の承認には、NHL全30チームからの賛成票が必要となるため、その実現可能性は限りなくゼロに近いと推測されています。両社はボストンを基盤とする会社だそうですが、この件についてボストン・ブルーインズのジェイミー・ジェイコブズオーナーは「現実的とは思えない。ブルーインズを売る気はない」と早々に断言しています。また、儲かってるチームのオーナーであれば、絶対売る気はないでしょう。フィラデルフィア(エド・スナイダー氏)、デトロイト(マイク・イリッチ氏)といった大市場チームのオーナーも、「あり得ない話」と共に一蹴しています。

デトロイトの場合はちょっと異なるのですが、こうした大市場チームは多くの場合、チームの親会社がケーブルTV局を抱えている、もしくはメディア会社そのものであるというケースです。例えばNYレンジャーズ(ケーブルビジョン)、フィラデルフィア(コムキャスト)、さらに今季からオーナーがチーム専門スポーツチャンネルを開始したコロラド、傘下に「リーフスTV」を抱えるトロントも同類です。よってそのTV局のコンテンツとしてチームは絶対に必要であり、そうした利益構造を手放すはずはないわけです。

ただ、トロントの場合、ちょっと特異な状況になり得るようなので、ここで注釈を加えておきます。まずはトロント・メイプルリーフスのオーナーは誰か? ということに言及すると、それは「オンタリオ州教師年金組合(リーフス親会社株58%を所有)」。そう、あまり知られてないようですが、リーフスの現オーナーは先生たちの組合なのです。で、このベインキャピタル社は、以前にこの教師組合の資産運用として、99年カナダ最大のドラッグストアチェーンを買収した際にも、一役買っていたんだそう。ベインキャピタル社は、投資元を募る際に「カナダ資本ももちろん流入するアテがある」と言明しており、それがこのリーフスのオーナー会社、つまり教師組合なのではないかとの推測もなされているそうです(ただし組合当局者はノーコメント)。ただ、さらに複雑なことに、リーフスというチームは単体で売却できるチームではない。というのは、その親会社は、本拠地エアカナダセンターに加え、NBAラプターズも所有しているから(てゆうか、リーフスという母体に、エアカナダセンター&ラプターズが加わったという形態)。そんな面倒な構造もあり、また、30チーム全部の合意を得られることは不可能だという背景もあって、実現の可能性が薄い今、ここでアレコレ考えるのも時間の無駄という気もします。

正直な話、小市場で経営がうまくいってないチームのオーナーの中には、チームを手放したくて仕方ないという状況もあることでしょう。しかし今のところ小市場チームのコメントとしては、フロリダのオーナーが「売る気なし」、ピッツバーグの経営陣は「ノーコメント」という感じ。さらに売りに出ていたアナハイムでは、新オーナーが一足先にチーム買収を宣言したばかり。再三危ないと言われているフェニックス、ナッシュビルあたりがどう反応するかに興味はあるのですが、新CBAがオーナー有利にまとまれば、今後のチーム財政は健全化する可能性はあるわけですし・・・そう考えるとこの2社による買収の可能性は、やはりゼロに近いでしょうか。

ところで、提示額の35億ドル(当初は30億ドル、33億ドルという報道も)は、ロックアウト前のフォーブス誌推定NHL30チーム市場価値合計額(49億ドル)を大きく下回ります(ただしフォーブス誌の数字には、アリーナの資産価値も含まれる場合があるとか)。これは、ロックアウトの影響でNHLのブランドイメージが低下し、投資会社としては「今が買い頃?」と食指を動かしてもおかしくないという時代の現れと考えられる。むろん「今が底値」という意味なら、今後は上昇しかないわけなので、声をかけてもらったことは、ありがたい話でもあるのだけど・・・

ところでこのベインキャピタル社ですが、前マサチューセッツ州知事ミット・ロムニー氏によって84年創業、現在は仏銀行ソシエテジェネラルの一部門となっています。過去にバーガーキングなどの会社を買収し、経営体質を改善して利益を上げた後に会社を転売、もしくは株式公開することで実績を挙げて来たそうです。で、今回もそれまでの事業同様、ベインキャピタル社単独の資本だけでなく、他の同様な投資会社、もしくは投資銀行からの資本流入が予測されています。ちなみにベインの幹部にNBAボストン・セルティックスの共同オーナーがいるそうです。

ちなみに、プロスポーツリーグが、ひとつの資産に集約されているケースは、WNBA、メジャーリーグサッカー(MLS)などの先例ありで、各選手たちは個々のチームではなくリーグとの契約を交わしています。また大義では、NASCARも、一元化されたオーナーシップによって経営されているスポーツのひとつになるとか。もちろん北米メジャーリーグでこうした形態を有するリーグは存在していません。

こうしたリーグ形態になれば、各チーム間経済格差は一気に解消されるし、CBAによる各チーム年俸管理の必要性もなくなります。ただし提案内容によると、ドラフト、ボーナスシステムなどは依然残るとのこと。また地方TV放送などの放映権料もテリトリーとは関係なしに、全収入を等分分配するんだそうです。

現在年間収入(21億ドル)のうち75%(他のメジャースポーツは50〜68%)を選手年俸支出にとられているNHLではありますが、この支出カットにリーグが勤しめば、リーグ全体としては大きな利益が得られる。そこがこの2社の目のつけどころであることはいうまでもありません。

まあ、支出はこれで管理できることは間違いないですが、それで収入アップに繋がるのか? というのが、NHLの場合いささか疑問でもあります。

それに何で今時この話をオーナー会議ですんの? という問題もある。当然、NHLベットマンコミッショナー承認のもと、この2社はプレゼンを実施しているわけで・・・「お前らオーナーたちの経営はなってない。ここは思い切ってチームを売り払い、あとはプロの手に任せてみませんか?」なんてプレゼンを目の前に突きつけられてるようで、どのオーナーもいい気はしないと思うんだけど。ま、そもそも投資&転売が目的だったオーナー(元カナックスの某オーナーとかね)であれば、「いい値をつけてもらえるなら、とりあえず話は聞く」という態度を見せたのかも知れませんが。

いずれにしても繰り返しになりますが、可能性の薄い話なので、あーだこーだここで議論するのは、時間の無駄だとは分かってます。が、放置しておくわけにもいかずってことで、長文書いちゃいました。ま、日本のマスコミを賑わす例の問題と共通点がなきにしもあらずですしね・・・

どーでもいいけど、ここは本来ホッケーを語る場所。いい加減、経営&経済系の話題以外を取り上げたいなっと。

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by hockeyworldjapan | 2005-03-05 13:19 | NHL overall

ダックス買収に思う

断片的ではあるけど、バブルから清浄化の兆しではあります。

93年にエクスパンションチームとして、NHLに加盟したアナハイム・マイティダックスが、ウォルト・ディズニー社から地元億万長者の手に売却されました。買収金額は、ダックスとそのファームチーム、練習リンク、チーム名「マイティダックス」によるグッズ販売権を加え、計7500万ドルと報じられています。

新オーナーとなるのは、オレンジ郡在住の億万長者、ヘンリー&スーザン・サムエリ夫妻。サムエリ氏は半導体関連会社で同地区アーバインを基盤とする「ブロードコム(昨年年商24億ドル)」の創業者のひとりであると同時に、2003年12月よりダックスの本拠地であるアローヘッドポンドの運営会社も所有しており、今後はNBAチームの招聘も目論んでいるとか。さらに地元オレンジ郡では、過去5年間で1億6000万ドルもの寄付実績があるという大物だそうです。買収価格7500万ドルの大部分はキャッシュでの支払い、さらにチーム負債の一部も負担するとのことですが、一時はディズニー社がダックス売却価格を1億5000万ドルに付けていたことから考えれば、お値打ち価格(なんて、ほざいてみたいですわ、全く)だった模様。2003年スタンレーカップ決勝のホームゲームは、全試合を観戦した経験で「感動した!」という夫妻は、同じくダックス買収に名乗りを挙げていたハワード・ボールドウイン氏(元NHLハートフォード、ピッツバーグのオーナー)の提示額を上回り、新オーナーの座についたのです。

一方、これまでダックスを所有していたディズニーですが、93年にダックスを創設し、96年には同アナハイム地区にMLBチームのアナハイム・エンジェルズを買収。しかしエンジェルズは2年前に既に手放しており、ダックスについても、ディズニー本体の株価低落を防ぐ手段として、過去6年間チーム売却の方針を打ち出していました。

そう考えると、ディズニーとしては、両チームを抱えるメリットを十分享受できずに手放したように思われるのですが、実は全くそうではない。アナハイムにおけるテーマパークの拡大(ディズニーランドの隣に新たにディズニーリゾートを建設)を控えたディズニーとしては、両チームのオーナーたることで、アナハイム市との関係を強めたかったという背景があったのです。

さらに忘れてならないのは(ホリエモンが先日TVでも言ってましたが)、ディズニーがABC、ESPNを傘下に保有するという背景。その恩恵により、かつてNHLは市場最高の米ネットワーク放映権料(5年6億ドル)を結ぶことにも成功していたのですが、ディズニー側としては新チャンネル「ESPNウエスト」立ち上げ後のコンテンツとして、エンジェルズ&ダックスに大きな期待を寄せていたという裏事情もあったのです。
しかし1998年、この新チャンネル立ち上げ計画は頓挫し、ディズニーがこの双子の赤字(=エンジェルズ&ダックス。ダックスはちなみに昨季は3100万ドルの赤字)を抱える正当性が消滅したのだとか。

そして翌99年、ディズニーは、エンジェルス、ダックスの両チームをついに売りに出したのです。当時、実際にサムエリ氏率いるブロードコムにも買収話を持ちかけていたそうです。当初ブロードコムは、ディズニーに双方向放送(TV放送中にチケットやグッズを買える)放映権の話を持ちかけたそうですが、ディズニー側から「チーム買収はどうか」と逆提示されたのだとか。また2002年、売却話がうまくいかないディズニーは、いま日本でも世間を賑わせているリーマンブラザーズに協力を仰ぎ、いずれかのチーム単体でも売却を進める態度を表明しました。そして2003年エンジェルズ売却(買収価格1億8350万ドル)に至っていたのでした。

ディズニーがNHLにもたらしたもの。それは「飛べないアヒル」シリーズの映画だけではなかったはず。ダックス1年目などは、スコアボードにピーターパンやティンカーベルが飛び回り、そりゃ「魔法の国」的アプローチを全面に押し出していたのです。そしてスタンド通路には、パレード時のダンサーよろしく笑顔を絶やさないチアリーダーたちが待機していた。私個人としては「ま、こういうのもアリかな?」という割り切ることによって、好感も嫌悪感も抱かず至ってニュートラルに受け止めていたのです。当時はリーグ拡大によって新しいものが「雨後のタケノコ」状態だったので、特に大きな衝撃も感じませんでした。ただカナダ純粋培養で年季の入ったホッケーファンにとっては、この雰囲気は違和感大ありだったに違いないと察します。(もちろん「アリーナ内へのサイン持ち込み禁止」だけには、猛反発した私ではありました。それではもはや「魔法の国」ではなく「独裁者の国」ですわ)

ただ、その目新しさという魔法によって、ディズニーランド帰りのカナダ人一家などが面白がって見に行っているうちはまだよかった。最初5年間はソールドアウトが続き、マーチャンダイズ販売でもリーグ上位をキープしていたダックスは、NHLの賓客的位置付けを誇っていた。しかし一種の秘境的楽しさが失せた後、このかつて優良フランチャイズは、空席だらけの赤字チームに転落しまったのです。

LAタイムスの古参記者、ヘリーン・エリオットは「レーザーショウにチアリーダーという試合でのショウアップ方法は、カナダのチームでも取り入られ始めた。それにアイズナー氏が当初提唱していた『PS戦の導入』に至っては、当時こそ酷評されたが、現在NHLでは導入へと動いているではないか」と指摘しています。結局カナダのホッケー伝統主義者たちの反駁に勝てず、時代の先を行き過ぎてしまったのが、ディズニーの敗因だったのかも知れないと。「ビジネスでなく、純粋にホッケーをより面白いスポーツに進化させたい」という凌雲の志が果たしてアイズナー氏にあるのか? あるいは、PS戦導入を叫ぶ前にアイズナー氏はホッケーを知り尽くしているのか? という部分が、おそらくホッケー伝統主義者たちには引っ掛かっていたんでしょうね。

話はサムエリ氏の買収に戻りますが、個人的にはいい話だと思います。ロックアウトの恩恵でチーム買値が下がったのも、新オーナーにとっては朗報だったし、なによりアナハイムからチーム移転の危険性が当面は消えたわけですから。

それに桁外れではあるものの、大会社が手を引き、ホッケーというスポーツと恋に落ちた個人オーナーがチームを買うという現象。これも時代の輪廻でしょうか。10年間バブルに踊らされた後、徐々にNHLは平静を取り戻しつつあるのかな? と考えさせられるニュースのひとつでした。


オレンジレジスター紙の記事を読む
LAタイムスの記事を読む
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by hockeyworldjapan | 2005-02-28 13:19 | NHL overall

続・五輪&NHL

2010年のバンクーバー冬季五輪のカナダの放映権は、CTV、TSN、ロジャーズスポーツネットの民放混成チームが、国営放送のCBCを破って獲得したそうです。(これでCBCでは、さらなるレイオフが進むと予想)。

NHL労使交渉がここ数日全く新しい動きがないので、さすがのTSNもネタ切れしたのか、いきなり「2010年のチームカナダはどんな選手たち?」と気の早い話をしてました。ま、放映権獲得内輪盛り上げ企画で無理矢理突っ走ったという感じでしょうか?

そのあたりの内輪盛り上げの話はこれくらいにして、先日こんな話題がありました。

2月1日、IOC会長ジャック・ロゲ氏が、2010年五輪開催地のバンクーバーを訪問しました。その際に「五輪アスリートは、最低年俸600万ドルを求めてストライキなんかしない」と発言。場内500名以上の聴衆から大きな喝采を浴びたそうです。

ただし、後になって自分の発言に関するカナダ国内での反響の多さに驚愕したらしく、そこではかなりの弁解モードでした。自らもヨットで3回五輪出場で、ラガーマンというロゲ氏。ソルトレーク五輪では自ら選手村で寝起きするという「庶民派」を打ち出した彼らしい発言ではあったわけですが、例によってNHLロックアウトによりニュースに飢えてるカナダのメディアにとっては、実にツッコミ甲斐がある取材対象だったわけです。ベルギー出身の方なので、さすがにカナダでのNHL関連報道の凄まじさは予想できなかったか・・・という好例でした。

そしてかねてから「ベットマン嫌い」とお伝えしてきたIIHFルネ・ファーゼル会長も、このIOCロゲ会長とともにバンクーバー入り。到着当初は「NHL選手の2006年トリノ五輪参戦? ギリギリまで門戸を開くよ」と穏当な発言を残してたのです。しかしその翌日、NHL選手にチクリと刺したロゲ会長と同期化したのか、ファーゼル会長は猛然と掌返しに出ました。

「来季NHLシーズンが成立し、NHL選手参戦のために五輪ブレイクが設定されなくても、NHL選手がトリノ五輪に出場する手段はある」

この発言の状況説明をしたいと思います。
現在労使交渉が難航している状況を睨み、NHLベットマンコミッショナーは「たとえ労使交渉が妥結しても、来季レギュラーシーズン中に五輪ブレイクを設ける可能性は薄い」とコメント。ここには「NHLはトリノ五輪について配慮する用意はない」という意図が汲み取れます。

それまで「NHLにスリスリ」する姿勢を打ち出していたファーゼル会長なのですが、「さすがにそこまで舐められちゃあかなわん!」と、ロゲ会長(整形外科医@ベルギーです。歯科医@スイスのファーゼルさんにとっては、ベットマンコミッショナーより付き合いやすい相手に違いない)の後ろ盾に背中を押されたこともあってか、上記の掌返し発言に出たようです。まさに売り言葉に買い言葉とはこのこと。まあ、気持ちは分かります。

さらにファーゼル会長は「各国連盟は、選手たちにNHL契約を思いとどまらせ、五輪に出場させる案を持っている」とベットマンコミッショナーに対して宣戦布告とも受け止められる発言も。そして「NHL選手が参加しなくたって五輪は大丈夫」的な発言も残しています。そして2004−05年シーズンが全面中止になれば「(2005年)ウイーンでの世界選手権はとっても面白くなるだろうよ」と挑戦的。高額契約選手たちの保険が問題となりかねないが? と聞かれると「トップクラスの高額年俸選手を除き、現在ヨーロッパでプレーしている選手たちはみんな保険でカバーされているから、世界選手権でも同様に問題ない」と余裕をぶちかましていたそうです。

ただ、こうしたファーゼル会長の発言を尻目に、おそらくベットマンコミッショナーの腹の内は「トリノはどうでもいい。バンクーバーさえ参戦できれば」というとこではないかと察するのです。実際、1998年長野五輪の際もNHLとしては、「(2002年)ソルトレークの予行演習のつもりで」というノリでしたしね・・・仮にトリノに参戦するとなったとしても、また長野の時と同様に選手たちからは「時差ぼけうんぬん」でスケジューリングに苦情が出るのは目に見えてもいます。

そのトリノ五輪、各国は2005年10月までに選手リスト提出が求められ、2005年1月にさらにその詳細リスト提出が必要となります。ただし直前でのメンバー変更はアリらしい。ということで、かなり直前までバタバタすることが予想されます。

そして本日(2月10日)から、スイス・クロテンで日本代表がそのトリノの出場権を賭けて戦います。いい結果を期待したいものです。
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by hockeyworldjapan | 2005-02-09 13:36 | NHL overall

NHL選手たち@ヨーロッパ

労使交渉妥結の見込みのないまま、NHL選手は現在半数以上がヨーロッパに流出中です。その中で気になる人の流れがあったので、ご報告します。

マリアン・ホッサ&マリアン・ガボリク:
スロバキアの誇る強烈FW2人ですが、スウェーデンリーグのチームから、故郷スロバキアのトレンチンに移籍しています。ガボリクはスウェーデンでの試合で、トーマス・スティーンの息子、アレクサンダーからスラッシングを受けて左手小指を負傷したらしいけど、その後は大丈夫だったのかしらん? ガボリクのスウェーデンリーグ・ファージェスタッズとの契約はどうも1ヶ月のみという条件だったそうです。
一方、ホッサもガボリク同様、シーズン開幕時はトレンチンでプレー、その後弟マルセルと一緒にプレーするためにスウェーデンリーグ・モラに所属していましたが、モラ移籍前に「プレーオフ前にはトレンチンに戻ってくる」と宣言していたそうです。で、そのトレンチンには、パボル・デミトラ(今はスロバキアリーグ断トツのスコアリングリーダーだそう)も在籍しており、今季序盤はデミトラとマリアン2人が一緒のラインがプレーしていた模様。う〜ん、豪華です。ぜひ観てみたいものです。

*ヴェサ・トスカラ:スウェーデンHV71から故郷フィンランド・タンペレに移籍。

*オリ・ヨキネン:スウェーデンリーグから故郷フィンランド・IFKヘルシンキに移籍。

*フランティセク・カベルレ:故郷のチェコリーグ・クラドノから、スウェーデンリーグ・モドに移籍。

*ロスティスラフ・クレスラ:故郷チェコリーグから、フィンランドリーグHPKに移籍。
(なんかチェコ人だけが、故郷→他国と動きが逆行してるのですが、なんででしょうか?)

*ジョージ・ララック:
日本でも王子製紙の若手留学先、もしくは二瓶兄弟がジュニア時代に過ごしたことでしられる知られるスウェーデン・ストックホルムの名門AIKに移籍。ただ名門といっても最近のAIKはかなりの不振を極め、現在はなんと3部リーグ(現地ではディビジョン1Bと呼ぶそう)まで降格しているそうです。
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by hockeyworldjapan | 2005-02-09 13:06 | NHL overall