一足先に新CBAの内容?

ガセネタか否かは分かりませんが、NHL新労使協定の全貌がLAタイムズ紙、オタワサン紙その他で報じられておりますので、そのあらましをお伝えします。

サラリーキャップ:
1チームあたり上限3700万ドル(2005−06年リーグ収入を18億ドルと予測しての54%を選手年俸に充てる計算。2002−03年収入は21億ドル)、下限2400万ドル。現行の選手年俸は一律24%ペイカットを実施する。
選手は個々の年俸の15%をプールし、NHLシーズン収入が当初予測に満たなかった場合には、このプール金からチームに返金される。同様なシステムがNBAには組み込まれているが、その割合は10%と低いもので6年の次期協定期間内に8%まで下がる。
贅沢税はなく、収入の多いトップ10チームが、収入の少ないボトム10チームを補助する収入分配策が盛り込まれる。つまり高収入チームから集めた資金を、低収入チームに分配する。

ルーキーキャップ:
年俸85万ドル+ボーナス(上限は年俸の10%まで)。

2004−05年契約の有効性:
ロックアウトで失われた2004−05年分の選手契約の、2005−06年への持ち越しは認められない。

制約つきFA選手の権利留保(クオリファイイングオファー):
前協定同様の100%提示(今夏は24%ペイカット後の額)で留保できる。しかし前協定にあったリーグ平均年俸に満たない選手の10%アップという額は取りやめ、どの選手も100%提示で留保が可能となる。NHLは一時75%という厳しい線を提案していたので、これはNHL側が譲歩した部分でもある。

制約なしFA:
2005−06年は現行同様31歳、以降毎年1歳づつ引き下げて28歳まで引き下げる。

バイアウト:
2005−06年に限り、現契約下の選手をバイアウト(残り契約の3分の2をチームが選手に支払い、選手はそのチームからお払い箱となる)した際にかかる費用は、サラリーキャップには含まれない。またいったんバイアウトした選手を、すぐに同じチームが再契約することはできない。

罰金:
出場停止選手への罰金最高額は、前協定では1000ドルだったが、今後はこの額を引き上げする予定。

年俸調停:
MLB同様、選手側、チーム側の双方から調停に持ち込め、調停者はそのいずれかを選択する。(前協定では申請できたのは選手側のみ)

リーグ最低年俸:
17万5000ドルから40万ドルへとアップ。多くの選手が24%カットを迫られる中、NHL選手でも底辺選手たちは大幅年俸アップと思わぬ恩恵を授かることに。スター選手たちの多くはNHLPAに立腹しているようだが、底辺選手たちは感謝することになるかも。


・・・という感じです。いったん7月7日LAタイムスが「交渉妥結」記事を出しましたが、その後NHL関係者がこの報道を否定。大筋合意は来週早々以降になりそうとのことです。妥結後のドラフト予定日は7月30日若しくは8月6日説が飛び交い、縮小版ドラフトでは開催地オタワが納得しません! なんて記事も目にしました。ああ、ここでもまた、合意後のドタバタが予想されるわけで・・・今は嵐の前の静けさであります。

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# by hockeyworldjapan | 2005-07-09 15:54 | CBA

デトロイトにバブコック? 驚くのはまだ早い

労使交渉妥結が近づき、各チームとも動きが活発になってきたとの旨は、以前にもお伝えしましたが、最近驚いたのが「デトロイトの次期ヘッドコーチにマイク・バブコックで決定!」というニュースではないでしょうか?

これまでデトロイトでヘッドコーチを務めてきたデイブ・ルイスはすでに解任ということで、レッドウイングズGMケン・ホランドから話を切り出され、今後はスカウトとしてチーム内に留まるか否かという状況らしいです。

この話の経緯を順に追っていくことにしましょう。

まずは、アナハイム・マイティダックスは、これまでのディズニー社に代わり、地元出身の大富豪サムエリ夫妻が新オーナーに就任。そして前バンクーバーGMのブライアン・バークを新たにGMへと迎えました。

バークGMは就任後、マイク・バブコックコーチに1年契約オファー(昨季と同額)をしましたが、バブコックコーチは「まずは考える時間が欲しい」と要求。バンクーバーではオフェンシブなホッケーを標榜していたバークGMですし、2003年にディフェンシブなホッケーでダックスをスタンレーカップ決勝に導いたマイク・バブコックコーチとどう噛み合うのか、その行方が注目されていたところに、このキナ臭い展開でした。

そしてバブコックに与えられた期限の1週間が過ぎようという頃、バブコック側からダックスGMバークに対し、「考える時間の期限延長を」との申し入れがあったそうです。実際バブコック側とすれば、時間を稼ぐことでダックスの契約額&契約年数提示アップを目論んだものとも考えられますが、バークGMはこれを断固拒否しました。

その時の状況について、バークGMは地元紙LAタイムズに以下のように語っています。

「(数年契約提示は)最初のデートで結婚のプロポーズをするようなもの」
「(代理人の期限延長、契約アップ要求について)どっちもはっきりノーと言ってやった。かなり強調しつつ、放送禁止用語を混じえてな」
「デトロイトからは何も連絡なしだ。こっちに挨拶の電話もないうちに先にバブコックを雇ってしまったのならショックだ。エチケット違反だ」(注:とはいえ6月30日でバブコックとダックスの契約は切れている。バークGMが怒ってるのはあくまで儀礼的な部分)

バンクーバー時代には「ミネソタ・ワイルドとはカルトである」等に代表される名言を残したバークGMですが、アナハイムでも就任当初から飛ばしてます。むふふ。

さて、バブコックに背を向けられたダックスですが、今後のヘッドコーチ候補には、マイク・ジョンストン(バンクーバー・アシスタントコーチ)、ランディ・カーライル(AHLマニトバコーチ)といったバークGMのバンクーバー繋がり、ティム・ハンター(サンノゼ・アシスタントコーチ)、ジョン・スティーブンス(AHLフィラデルフィア・ヘッドコーチ:今季AHL優勝に導く)などの名前が挙がっているようです。

しかし、レッドウイングスにバブコックですか・・・これまでのプレースタイルや、あの街の雰囲気を考えると、彼が馴染むにはちょっと時間がかかるかも知れません。実際、解任となったデイブ・ルイスは、アシスタントコーチとしてでなく、選手としてもレッドウイングスでプレーしたというデトロイトとは深い絆を持つ人物。「スター選手=エゴの固まり」のような側面もある一方で、なぜか家族的な雰囲気があったのは、ルイスがアシスタントコーチ時代にスコッティ・ボウマンと選手たちの間の緩衝剤的存在になっていたという部分もあったはず。ただ、ヘッドコーチの器としてはどうか? という命題に常に苛まれていたことも確かでした。

プレースタイルという部分で考えると、新協定締結後はレッドウイングズも高額選手を大量に放出しなければならない状況が避けられません。するとこれまでのオフェンシブな戦略だけで突っ走れるのかと考えると大きな疑問が残る。もちろんルール変更の恩恵は多少はあるかも知れませんが、デトロイトのファンはこれまでの派手なレッドウイングスの異なるタイプのチームを、今後は目にすることになるわけです。

その手始めの強烈メッセージが、バブコックヘッドコーチ就任という動きなのでしょう。バブコックコーチ就任はまだ正式発表されていませんが、記者会見が実施される頃には、スティーブ・アイザーマンの去就についてもある程度話が進んでいるんではないかと思います。まあ、2006年トリノ五輪に向けてのカナダ代表キャンプに招待されているアイザーマンだけに、バブコックからあっさり肩たたきにあうとは考えにくい。アイザーマンとしても、目を負傷したまま引退する気は毛頭ないでしょうが、レッドウイングスとしてはサラリーキャップという避けられない課題もありますし・・・

・・・と、たいそうな書き方をしてしまいましたが、デトロイトの例はほんの氷山の一角。妥結後は、全リーグ的に、FAにバイアウトの連続で驚愕&混乱の展開が予想されそうです。みなさま、どうぞ心のご準備を。

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# by hockeyworldjapan | 2005-07-09 15:29 | NHL overall

福藤豊、キングズとの契約に向けLAで始動

NHLが労使交渉妥結間近ということで、日本のホッケーファンであれば当然気になるのが、福藤豊選手の動向でしょうか。

その福藤選手ですが、今月半ば開始予定のロサンゼルス・キングズのルーキーキャンプに備え、数名の選手とともに陸トレミニキャンプ中とか。その福藤選手に電話で話を伺いました。


HWJ:現在LAでは、どんな過ごし方をしているのでしょうか?

福藤:まず朝10時から練習を2時間やります。走ったり、ジャンプ系のトレーニングをしたり。昼ご飯の後は、午後2時間ウエイトで鍛えます。午後4時にはその日のメニューを終了。最近はトレーニング内容がハードになってるので、その後はホテルでくつろいでいることが多いです。

トレーニングは、ホームディポセンター(MLSロサンゼルス・ギャラクシーの本拠地のサッカー場、テニス場などの他、陸上競技場なども備える総合スポーツ施設)で、NBAやNFL選手たちと混じってやっています。宿泊先のホテルからはフリーウエイで10分くらい。ミニキャンプ参加選手で1台車を借りて、ホテルからは全員一緒に移動するんですよ。

LAでは、キングズ練習施設近くのホテル1室をもうひとりの選手とシェアしています。ルームメート(HWJ注:ルームメートはコロラドカレッジ卒のRichard Petiot(2001年4巡目指名の大型DF)は、昨年のルーキーキャンプにも来ていた選手なので、顔見知りです。昨日はダスティン・ブラウン(キングズ期待の若手FW。昨季はAHLマンチェスターで74Pはチーム2位の数字)がLA入りしてました。オフのせいなのか、かなり太ってたんで、びっくりしましたけど(笑)。

金曜日にはロシア人選手が到着するし、昨季AHLでプレーした選手、キングズとの契約の可能性のある選手が続々とLAに乗り込んできています。(昨年キングズと3年契約し、昨季はECHLレディングでプレーした)バリー・ブラストもこのミニキャンプに参加中です。ルーキーキャンプの詳しい日程は、NHL開幕がまだ決定していないので、知らされていないのですが、来週にも始まるかも知れません。


HWJ:昨季レギュラーシーズン終盤に負傷した左膝の具合はどうですか?

福藤:ベイカーズフィールドでのリハビリが終わり、最終的に脚の検査をした際には、ケガをする前よりパワーアップし、医師が驚いていました。リハビリで自分を追い込んだ成果です。昼間はリハビリで下半身のトレーニング、例えばスクワット、ジャンプやバランスボードを中心に、夜は上半身のトレーニングを頑張りました。

ベイカーズフィールドでは、負傷後1度だけ氷にも乗ったんです。1ヶ月くらい前のことです。バタフライポジションでは問題はないのですが。思い切り左脚を伸ばした時に、ちょっと痛みは感じました。ただ、ベイカーズフィールドではずっと医師には診てもらっていましたし、大丈夫だとは言われています。LAに移った翌日に、健康診断や体力テストをやり、膝をキングズのドクターに診てもらっていますが、問題なしと言われました。スライディングボードを使ったトレーニングも、すでにベイカーズフィールドでやりましたが、特に問題はありません。

LAではまだ氷に乗っていません。膝のこともあり、あまり無理して走ったりもしていません。ランニングするとちょっと痛むというか、変な感じはまだある。走ることは、GKにとってはそれほど重要じゃないし、FWやDFとは違うメニュー、例えばバイクとかに重点を置いてやっています。今週末くらいにまた氷に乗るので、その頃に改めて感触が分かるとは思います。

氷上では、しばらく膝にブレイスを付けることになると思います。陸上ではもう必要ないんですけどね。ブレイスを付けるのは、初めての体験です。GKはプレーヤーとは違う動きが多いので、試してみて合わなければ外すつもり。ケガをした原因が相手選手からのゴールへの突っ込みだったので、ブレイスをしていた方が安心ではあるんですけどね。練習後は念のため、欠かさずアイシングをしてケアしています。ただ、腫れなどは一切ありません。


HWJ:シーズンが終了し、コンドルズのチームメートとの別れは、どんな感じだったのでしょうか?

福藤:シーズン終了後は、チームでバーベキューとかやったりしていたのですが、すぐ解散して、選手たちは個々の故郷に帰っていきました。あっさりしたものです。ただ、僕のルームメート(ベテランのケビン・セントジャック選手)は、故郷に帰らないで今でもずっとベイカーズフィールドにいますよ。オフの間は、害虫駆除の仕事に就いてるんです。もっとも昼間は、自分はリハビリ、彼は仕事に出ていたので、夜しか会わなかったんですが・・・彼はあの界隈では有名人だし、来季はコーチになる予定があったらしいのですが、もう1年現役でプレーするそうです。別れ際ですか?「俺はまだベイカーズにいるし、連絡を取り合おう。LAに住まいを構えたらも呼んでくれ」と言ってました(笑)。


HWJ:昨季プレーオフでは、結局ケガで出番のないまま、コンドルズはファーストラウンドで敗退してしまいましたね。精神的にかなり辛い時期だったと思いますが・・・

福藤:勝ってくれることを望んではいましたけど・・・(ファーストラウンドの相手である)アラスカには同行しませんでした。ラジオで試合の様子を聞いていただけです。北米での初めてのプレーオフに出場できなかったのは、本当に残念でした。

ただシリーズ終了後は、チームメートたちが「おまえがいたらもっと行けたのにな」と声をかけてくれたんです。僕は、アラスカにはレギュラーシーズンから相性が良かったし、アラスカのアリーナは、ECHLでは珍しい国際規格のリンクで、スキルの高い選手を集めてパスを回して来るプレースタイル。プレーオフではメインで出場していたGKパーリー(HWJ注:レギュラーシーズン終盤にコンドルズにトレードで移籍し、故障した福藤の代わりに出場していた)は、僕はうまい選手だとは思いましたが、アラスカではかなりボロボロにやられていたようです。

故障とプレーオフに出られなかったことで、ちょっと落ち込んでいた時期もあったんです。リハビリ中も「シーズンは終わってしまったのに、なんでいまさらこんなことを・・・」と滅入った時もあった。でも、最近になってやっとシーズンを振り返る気分になれました。終わってみると、何が足りなかったシーズンだったんです。

自分には波がありました。体力の問題もあったし・・・44試合出場の上に、ECHLでは移動が大変。移動で疲れる上に、自分が連続試合出場しなければならないですから。バス移動はまだ楽に思えましたが、アイダホ、アラスカなど、飛行機での移動は、荷物の持ち出しや、待ち時間などもあって、本当に辛かったです。

僕に足りなかったのは、やはり毎年課題にされる体力面。でも現在は、昨年のルーキーキャンプ時から10kgアップし、85kgまで体重が増えています。体脂肪が増えたわけではないし、先日リンクに乗ったときもスピードは落ちていないと感じています。


HWJ:6月中旬にLAに移り、もう3週間ほどが経過していますが、LAはもう満喫できていますか?

福藤:まだちょっと食事に出る程度ですが・・・あ、そういえばこの間、生まれて初めてパーマをかけたんですよ。これまでの伸びっぱなしの髪を、最初は梳いてもらっているだけだったんですが、ホッケーファンの日本人美容師さんのおかげで、今はふんわりしています。どんな雰囲気かというと・・・遊び人っぽくなったとは言われています(笑)。(HWJ注:「クルクルしているけどアフロではない」そうで。現在画像待機中です)


HWJ:キングズGMデイブ・テイラーからの打診で、今回は急遽LAに滞在することになったわけですが、今後帰国の予定は?

福藤:コンドルズのマーティー・レイノルズコーチを通じて「君は今年キングズとの契約に至る可能性が高いが、ルーキーキャンプまでにちゃんと準備をしておかないと、契約できないぞ。こっちに残って準備をして欲しい」と言われたので・・・8月にはいったん日本に戻る予定ですが、日本ではあまりゆっくりしていられないかも知れません。やるべきことがいっぱいありすぎて・・・それにあまり長くいると、日本がまた居心地よくなってしまいますし。こっちは上下関係がないし、伸び伸び自分のペースでホッケーができる。目下の選手でも結構意見は言う。誰かに誘われても、ノーと言えますからね。そんな環境が、今の僕には合っていると思うんです。


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07/09/05  その後、福藤選手のご好意でイメチェン後のお写真を入手しました!
福藤選手、ありがとうございます。
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# by hockeyworldjapan | 2005-07-06 19:40 | Fuku-chan report

妥結間近ってことで、あのライバルリーグは今?

例年ならば今日がFA解禁日なんですが・・・ま、愚痴は言うまい。

とゆーのは、ついにいよいよ、NHL労使交渉が大詰めらしいのです。

トロントにて6月24日まで5日連続75時間会合(1日平均なんと15時間!)を実施したNHLとNHLPAは、27日からまた交渉を再開。現在は双方の弁護士を挟んで新協定内容の詰めを行っているとのこと。そして早ければ、7月第1週にも暫定案が整うのではとの噂も出ています(7月第1週って来週よねん?)。で、暫定案に双方が合意した後は、選手全員による投票でこの内容が批准され、NHL代表者会議にて承認されるという段取りになっています。

そういう意味では、NHL関係者もここに来てやっと楽観モードになってきました。多くのチームが来季開幕に向けて、コーチングスタッフやフロント関係者の契約延長を続々発表。また、NHLが予定通り開幕すれば、トリノ五輪参戦はほぼ確実・・・となることから、カナダ代表はさっさと8月に実施する代表トレーニングキャンプのメンバー36人を発表しちゃいました。またトリノ五輪NHL参戦があれば、2006年オールスターゲーム@フェニックスは中止? なんていう噂まで先走って流れています。

そうはいっても、そういう状況を手放しで喜べないのは選手のみなさん&PA幹部。妥結内容は、サラリーキャップ上限が3600〜4000万ドル近辺と予想されており、2月下旬に「妥結間近か?」と報道された額(4250万ドル)を下回るのです。そのため選手間では「あの時合意に至っていれば・・・」「これだけ待ったのにこの有様?」との怒りがフツフツと沸き上がり、その怒りの矛先は確実にPA幹部に向けるものあり(マニー・レガシーがそうでした)、あるいはそのやり場のない憤りが燻ったあげく、TVカメラや記者の前で思わぬ失言を放ち、メディアやファンの冷笑を買ってしまったもの(ジェレミー・ローニックがそうでした)あり・・・と、荒れ模様です。

先週末に開催されたマリオ・ルミュー主催の恒例チャリティゴルフ大会の記者会見で、ローニックは、
「2月に、ヤツら(ここではPA幹部を指すのは明らか)が、俺やエシュ、イギンラやプロンガーの言うことを聞いてくれていれば・・・」
「今の妥結内容と比べれば、2月に妥結していたのなら、俺たちはヒーローみたいに思われたはずだ」
と嘆くことしきりだったそうです。

この辺でやめとけばよかったのだけど、ローニックの舌禍は止まらなかった。
「俺たちのことを甘やかされてると言うヤツは、単に嫉妬してるだけだ」
「ファンのためにホッケーをよりよくして、取り戻そうと俺たちは頑張ってる。それが分からないなら来るな。リンクに来て欲しくない。スタジアムに来て欲しくない。ホッケーを観て欲しくない。それだけだ」

そして「俺たちがゲームをプレーしているから甘やかされてるなんていうヤツはみんな・・・kiss my ass!」とトドメなる文言を吐いてしまったのです。

とはいえ、実際のインタビュー全体においては、ローニックがホッケー不在の現状について謝罪するシーンもあったそう。ただし、やはりみんなが注目するのは過激な発言部分というのが世の習わしってことで、この件に関してメディアやファンが一斉にローニック批判に回りました。

それに対してローニックは「メディアはインタビューの全貌を見せていない」と逆ギレ。そしてこのインタビューの抜粋部分のみを放送したESPNに対し、苦情を立てるという手段に出たのです。ローニックといえば、ESPNには試合中マイクをつけたり、故障欠場中に試合解説で出演したりと、大盤振る舞いのサービスでいろいろ尽くして来たはず。だのに、こんな形で裏切られるとは・・・と、彼自身かなり傷ついたようなのです。

結局ローニックは、6月28日にESPNのダン・パトリックとのライブインタビューに出演(出演の条件はライブでやることだったとか。ライブなら編集できないですからね)し、自らの言い分を釈明したのでした。ESPNとしても、放映権問題でいったんはNHLを突き放したものの、新CBA締結後はNHLから安い放映権料を引き出せれば契約延長する構えも・・・との噂もあるだけに、ここは穏便に済ませようと考えたのかも知れません。ただ皮肉なことにカナダのTSNは、このローニックの記者会見@チャリティゴルフの映像を、ESPNよりもずっと長い尺で扱ってたそうです。(「皮肉なことに」というのは、ローニックがアメリカのチームでプレーするアメリカ人だってところが理由です)

まあ、そんなすったもんだは見られるものの、晴れて7月上旬に妥結後は、7月11日頃にドラフト抽選実施、7月後半にFA解禁、8月6日頃にドラフト開催という青写真を、NHLは用意しているんだとか。この8月6日頃予定という「ドラフト」は、当初予定のオタワではなく、縮小版にてNYで実施されるのではという噂あり。その計画には、目玉のシドニー・クロズビーが、メディアの中心地であるNYでドラフト指名されるというシーンで、NHLの復活ぶりを印象付けるというリーグの意図が窺い知れます。 

ただ、6月12日付でお伝えした通り、やはり細部の数条件にて双方が折り合うのに時間がかかり、スパッと交渉妥結になかなか至れないというのが、現状のようです。

6月28日付トロントサン紙は、NHLPAが「2004−05年の契約内容を来季分として有効に」と訴えており、これが交渉妥結への最後の難所となっていると報じています。6月30日を以てチームとの契約が切れてFAとなる選手は、ざっと300人から400人と言われておりリーグ全体の半数に相当しますが、PAの要求が受け入れられればその数は大きく減少します。すでにサラリーキャップやペイカットで大きな譲歩を見せているPAだけに、これだけは譲りたくないと徹底抗戦する可能性もあるわけです。

また「俺たちはストライキをしたのではなくロックアウトされた」という言い分もある。つまり2004−05年シーズンは、自分たちがプレーしたくてもさせてもらえなかったのだから、同じ契約内容で来季を戦う権利があるとの主張もあるわけです。ただこの選手たちの言い分が通ると、契約下の選手が多すぎてサラリーキャップ枠内に収まらないチームが続出する。そうなると、必然的にバイアウトされる選手が増える。そうすると、チームとしては余計な経費が必要となるわけで、それは避けたいと思うのは当然の考えです。よって、また交渉が煮詰まったりするのです。

また、6月29日付NYポストは、バイアウトした額をどうチーム側が選手に支払うのか(例えば一括払いを選手が要求できるのか、あるいは残りの契約期間より長い期間での分割払いが許されるのか? 前協定下では残りの契約期間の2倍(例えば3年契約なら6年まで)での期間の支払いが許されている)が、焦点となっていると報じています。

NHLがそうこうしているうちに、NBAは一足先に次期労使協定締結(契約期間は6年)。実にあっさりしたもんでした。NHLでの泥沼状態を見たら「あれはよしましょうね」と、NBA関係者なら誰もがそう思うでしょう。ああ、NBAの所作の素早さがNHLにも欲しい。うらやましい。

で、なにはともあれ、ここまでNHLが漕ぎ着けたってことは、あのライバルリーグを立ち上げようとしていた人たちはどーなってしまったのか? というのが、当然気になりますよね? 

まずは、ライバルリーグとしてリーグ復興を目指したWHAから。5月20日に予定されていた「ボビー・ハル・インビテイショナル」なる大会は、スポンサー脱落と観客動員不足が予想されたために自然消滅してしまいました。この大会の消滅とともに、WHAはまたもや、存在のみ残って仮死状態に戻った感じ。大会に「賞金を出す」と豪語していたフィル・エスポジトは、WHAから高額ギャラを得てスポンサー探しをしてそうなのですが、結局事はうまく運ばず。彼とWHAとの関係は打ち切られたと、WHAの公式サイトが発表しています。

また6月上旬、トロントスター紙は、前NY市長ルディ・ジュリアーニ氏と、カナダの外交官モリース・ストロング氏が、NHLのライバルリーグとして「インターナショナル・ホッケー・アソシエーション」を立ち上げると報じました。ジュリアーニ氏のコネで、FOXテレビがこのリーグに投資し、試合を放映するのではとの噂まで書かれていたのですが、即座にNYデイリーニュース紙が「その計画はすでに頓挫した」と否定報道しています。

結局、NHLが開催されなかった1年という歳月において、ライバルリーグは実現せず。
エキシビションゲーム(失笑を買ったOSHL、みなさん覚えてますか? それにバージュバンがコーチを務めたIMGツアーとか)やチャリティゲーム止まり。ま、名前やコンセプトだけホームページで立ち上げて、全く何も動きなしなんてリーグもありましたし・・・チミモウリョウな怪しさ満載のニュースを「ありえね〜!!!」と吐き捨てる。そんな憂鬱な暇の持て余した方ももうそろそろ終わりかと思うと・・・嬉しくって仕方ないです。

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# by hockeyworldjapan | 2005-07-01 18:50 | CBA

「合意間近」報道は真か嘘か?

何度もこの手の報道には惑わされた私ではありますが、今度こそはどうも本当らしいと感じております。

ただね、傍から見て「合意間近」に思えても、実際そこからの詰めに時間がかかりそうな気がするんですよね。

って、もちろん話題は、NHL労使交渉です。

なにがどうなってるんだ? という方のために、最近の経緯をざっとご説明しましょう。

NHLとNHLPAは、先週4日連続会合(計26時間)を実施しました。

その最中に、カナダ全国紙「グローブ&メイル」が「NHLとNHLPAは、サラリーキャップの基本概念に合意(2005−06年の上限3400〜3600万ドル、下限は2200〜2400万ドル。各チームの収入に応じて上限値、下限値ともに約200万ドルの差異を設ける)」と報じたのです。この記事によると、このサラリーキャップ枠内の2900万ドルをチーム年俸が超えた時点で、100%の贅沢税が課せられるのだとか。つまり、以前から議論されてきた「サラリーキャップ&贅沢税のハイブリッド型」労使協定というひな型に、両陣営が合意したという報道です。

ただし、その翌日、トロントサン紙が「チーム毎のサラリーキャップ額について、双方はいまだ合意に至っていない」と反駁。さあて、いったいどっちの報道が正しいんでしょうか? トロントサン紙のインタビューに対してあるGMは「贅沢税など組み込んでいない」とコメントしており、この2つの報道にはかなりの乖離が見られます。

ここで考えられるのは、両陣営がこのチーム年俸上限&下限の数字を受け入れるための詳細な条件について、揉めてるということじゃないでしょうか?

この条件を受け入れるのなら、選手側は2004−05年の個々の選手の契約内容を、来季(2005−06年)に繰り越すことを要求。逆にオーナー側としては、成立しなかった今季分の契約はチャラにしたいというスタンスがあります。

というのも、大市場チーム(例えばトロント:24%ペイカットを考慮しても、19人の選手と4660万ドルで契約中)においては、どう考えても現存勢力のスター選手をキープするには、3600万ドルの枠内には収まらない。しかもこの3600万ドルという数字、ボーナスや福利厚生費など全てを含んだ額であり、そうした諸々の要素(約500万ドル)を差し引いた純粋年俸のみの数字にすると、3100万ドル程度になってしまうといいます。

そうなると、今度はその枠内に収まり切らない選手たちをどうするか? という問題が当然出てきます。考えとしては、チームが選手をバイアウト(前協定では残り契約の3分の2を支払えば、その選手をチームから見切ることができました)して、減額契約を組み直すか、若しくはその選手を放出する。そしてバイアウトにかかった費用は、サラリーキャップ枠から除外して計算できる・・・という新契約適用初年度での特例を認めようなんて話も出ているようです。

でも、実際まだその肝心のバイアウトのルールについても、まだ新協定が成立していないのだから、決まっていないのです。これだけ厳しい上限を設置するのであれば、大市場チームにとって金のかからないバイアウト方式は絶対必要なのです。でも切られる選手側としては、現行契約から大幅ペイカットされ、しかもチームにも残れないなんて事態にもなりかねない。つまり死活問題ですから、ある一線は死守しようとする。・・・というわけで、ここでまた議論は紛糾するんでないかと管理人は予想しています。

さらに、ルーキーサラリーキャップの分野においても、難しい議論になっているという報道もあります。

たとえば、イリヤ・コバルチャクの場合、彼のNHL最初の契約内容は、3年1400万ドルという破格。前労使協定では、ルーキーサラリーキャップは、年俸&契約料で130万ドルという上限が定められていたものの、出来高制ボーナスがキャップに含まれていないために、ルーキーたちの年俸は実質天井知らずだったのです。

しかし、新協定では、年俸は85万ドル、ボーナス含めて120万ドルを上限とする案をオーナー側は求めており、対してPA側は170万ドルの上限を求めているとのこと。

ただしここでオーナー側はひとつのジレンマに直面します。この上限が厳しすぎると、NHLを目指してこれまでヨーロッパからどんどん流入していた若手選手たちが、北米進出に二の足を踏むのではという考えもあるからです。ただでさえ、ロックアウトの影響で人気低下が叫ばれるNHLにおいては、タレント希薄化は重大な問題になりかねない。またロシアリーグなど、ヨーロッパの一部のチームが、金に糸目をつけずに積極的に選手獲得に励んでいる状況も、NHLにとっては脅威。その意味では、オーナー側の匙加減が難しいところといえるでしょう。

そのあたりの細部の問題が早くクリアになってくれれば、早々に新契約締結のうれしいニュースが聞けるかも知れません。

それにしても、先日ESPNに来季オプション行使権を放棄されたことが明るみになったNHL。ESPNは、今季ロックアウトでその価値が下がったとされるNHLに対し、契約額のカットを要求したそうですが、NHLはこれを頑として受け付けなかったそう。それでもホッケーを見たいアメリカのホッケーファンは、カナダの放送局&ローカル局の映像が見られるNHL「センターアイス」購入しとけってことでしょうか?

ESPN脱落話は、NHLでは過去にもあった出来事。その時は猛然とアメリカのホッケーファンが蜂起したという記憶がありますが・・・今度ばかりはそんなムーブメントがあるのかどうか、不安を覚える私でもあります。
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# by hockeyworldjapan | 2005-06-12 05:34 | CBA

世界選手権もろもろ(その2)

世界選手権、毎年悲喜こもごもなのが、順位決定戦であります。
今回は日本が出場していない分、冷静に見届けた感はありますが、地元オーストリアとドイツの降格を事前予想した人は、少なかったんじゃないかと思います。

まずは地元開催で降格決定となってしまったオーストリア。今年のチームは特に故障者が多かったそうで、得点力のなさに苦しんだようです。結局今年の大会では0勝1分5敗とまったくの不振。ホスト国が勝ち星なしに終わったのは、長い世界選手権の歴史でも初の出来事だったそうです。

最終戦vsスロベニア戦は、オーストリアが8点差以上をつけて勝利しないとAプール残留ができないという、かなり厳しい状況でした。もし8点差で勝利できていれば、オーストリアはドイツとポイント、当該試合(2−2で引き分け)、得失差、得点の4項目で全く並ぶために、順位決定のためのゲームウイニングショット戦が行われるところだったとか。しかしあえなくオーストリアはvsスロベニア戦に2−6と敗れ、前代未聞の順位決定GWS戦は未遂に終わりました。

さてもうひとつの降格組ドイツ。大会開催地インスブルックが、1976年五輪で銅メダルという思い出の地だったのですが、オーストリア同様今大会では不振を極め、ディビジョン1へ降格してしまいました。

ドイツといえば、2004年チェコ大会で9位に終わったことで、これまで6年間代表コーチを務めたハンス・ザックがメディアからバッシングされて辞任。今大会は39歳のアメリカ人グレッグ・ポスが後任についた後での、最悪の結果となってしまったのです。問題は新システムへの順応失敗が指摘されています。ポスコーチは、従来のザックコーチの戦略に反して、オフェンス重視のシステムを掲げていたそうですが、それがうまくいかなかったために大会直前に守備的戦略に戻したため、余計に選手たちが混乱したという声も聞かれています。さらにスターム、ウストーフ、コルジグらの主力故障欠場も痛かった。2006年はこのドイツが、ディビジョン1にて日本と同ブロックで戦います。手強い相手であることは確かです。

ただし、今回のIIHF総会で、ドイツはすでに2010年の世界選手権Aプール開催権(コロン、マンハイム)を得ています。そういう意味では、また今後に向けて新たなビジョンで立て直して来ることは必至でしょう。ドイツはベラルーシとの決戦投票で89対18で勝利。当初はスロバキア、スウェーデンも立候補していたが途中棄権したそうです。これでドイツでの開催は1930、1955、1975、1983、1993、2001年以来6回め。1936年には冬季五輪(当時は世界選手権を兼ねる)も開催している。コロンのアリーナはホッケー用としてはヨーロッパ最大の収容人員を誇る(18500人)そうで、今秋完成のマンハイムのSAPアリーナも15000人収容だとか。やはりこうした世界的スケールの設備がないと、世界選手権の開催は難しいのでしょうね。

ちなみに2006年はラトビア、2007年はロシア(モスクワ、セントペテルスブルグ)、2008年はカナダ(ケベックシティ、ハリファックス)、2009年はスイスの開催が既に決定しています。

・・・と、この2国が降格になったということは、そう。「ホッケー選手登録人口わずか888人」のスロベニアが、A残留を決めたのです。

スロベニアにとっては、大会最終戦となるvsオーストリア戦で勝てばA残留。引き分けでは降格というシナリオでした。オーストリアは地元チームでありますから、完全アウェイでの6−2という勝利は、オーストリアが8点リードで勝利しなければならなかったハンデを考慮しても、素晴らしい精神力の賜物と言えるでしょう。
しかもその前のvsデンマーク戦では1−3から逆転勝利。ドイツには1−9と完敗したのですが、ドイツがそのデンマークに負けてくれたことでチャンスが到来し、気持ちをきっちり入れ換えてのvsオーストリア戦勝利はすごいです。やはりディビジョン1で揉まれてきたチームならではの強さなのでしょうか? また旧ユーゴ諸国は、かつては日本と肩を並べていた諸国でもありますが、戦争と民族独立運動による国家分裂により、旧ソ連邦諸国同様にどん底からランキングを上げて来たわけで、そのあたりがこの逞しさの秘密なのでしょうか?


さらに、70年ぶりの2大会連続メダルは叶わなかったアメリカ。
優勝したチェコに準々決勝で敗れはしたものの、シュートアウトにもつれての惜しい負けではありました。まあ、チェコにとっては昨年地元開催での大会で、準々決勝でアメリカに痛い負けを食わされてもいたので、いいリベンジにはなったと思います。

で、話はアメリカvsチェコ戦に戻ります。
シュート数ではチェコが53−27と圧倒的な展開だったものの、アメリカGKディピエトロの活躍で、クロスゲームに持ち込まれていました。試合は負けはしたものの、ディピエトロはその働きを評価されて、各チームから3名選出される優秀選手(アメリカからは他にパリッシュ、クヌーブルが選ばれています)に名前を連ねていました。

実はこの試合前には、このディピエトロか、はたまた昨年銅メダル獲得に貢献したGKコンクリンを先発させるべきか? という小さな論争があったのです。というのも、これより先にアメリカ代表ピーター・ラビオレットコーチは、決勝ラウンドvsウクライナ戦の1−1同点で得たPSという大事な場面で、20歳のザック・パリシー(2003年ニュージャージー1巡目指名選手)を指名するというギャンブルに出ていたのです。結局パリシーはこのチャンスを生かせず。ベテランたちからは当然不満の声が上がり、指名されたパリシーは落ち込む・・・というイヤな空気がチーム内に蔓延していたのでした。まあラビオレットコーチとしては、当然勝利すべきウクライナという相手に対して苦戦していたことについて、ベテランたちへ檄を飛ばす意味でパリシーを指名したのでは? という声もあったのですが、その作戦が思い切り裏目に出たのは言うまでもありません。

しかし、負けはしたもののvsチェコ戦のラビオレットコーチの決断は正しかったと思います。アイランダーズを指揮していた頃から、ラビオレットコーチは、ディピエトロのことをよく知っていたはずでもありますしね。そのディピエトロ、今季はドイチェランドカップでアメリカ代表として出場した以外は、ちゃんとしたチームでのプレーはしてなかったそうな。ロングアイランドのローラーホッケーリーグで、なんとFWとしてプレーしていたというから面白いではありませんか。おそらく得意のパックハンドリングでも磨いてたんでしょうね? 

また日本代表関連にもなりますが、大会期間中のIIHF総会では、2006年世界選手権ディビジョン1の開催地、グループ分けなども発表されていました。

2006年ディビジョン1大会開催地は、グループAがフランス(アミヤン)、グループBがエストニアに決定。日本はグループA(ドイツ、フランス、ハンガリー、イギリス、日本、イスラエル)の大会開催をフランスと争ったのですが、66対27で決戦投票の結果開催権を逃しました。グループB(オーストリア、ポーランド、オランダ、エストニア、リトアニア、クロアチア)はエストニアとポーランドの争いで、56対45でエストニアが勝ち取ったそうです。

日本のいるグループA、なかなか手強い相手ばかりです。イスラエルの実力がちょっと図りかねるのですが、A復帰どころかこのレベルで対等に戦うこと自体、なかなか難しいことである気がします。

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# by hockeyworldjapan | 2005-05-16 14:53 | その他

世界選手権もろもろ(その1)

まずは、チェコの選手のみなさん、世界選手権優勝おめ! 

思い起こせば、フリンカさんが昨夏事故で亡くなった直後の2004年ワールドカップ。準決勝でカナダと対戦した際には、OTではチェコの方が押してましたもんね。それを考えれば、「めざせ世界選手権3連覇!」とか、「世界選手権史上最強チーム」と唄われたカナダ(しかもカナダはロースター24人中、14人が今季ちゃんとしたチームに所属してプレーしてなかった)よりも、チェコ(今季は選手全員がヨーロッパでプレー)の方が勝って然るべきだったのかも知れません。

で、大会優秀選手が発表されてますので、まずはその話題から。

大会MVP:ジョー・ソーントン(大会スコアリングリーダー、6G10A)
ベストDF:ウエイド・レッデン(カナダ)
ベストGK:トーマス・ボクーン(チェコ)
ベストFW:アレクセイ・コバレフ(ロシア)
ベスト6:GKボクーン、DF二クラス・クロンウォール(スウェーデン)、マレク・ジドリツキー(チェコ)、FWソーントン、リック・ナッシュ(カナダ)、ヤロミール・ヤーガー(チェコ)

個人芸ということになると、やはりカナダの2人(ソーントン&ナッシュ)は触れずにはいられません。この2人は共に今季はスイスリーグ・ダボスでプレーしており、世界選手権でもラインメートとして大活躍していました。
ダボスのメンバーとして、12月31日にスペングラーカップで優勝、スイスリーグ優勝を飾っており、世界選手権で優勝すれば今季3冠。ソーントンに至っては、2004年ワールドカップも合わせると4冠がかかっていただけに、今大会で銀に終わったのは無念ではあったでしょうね。

MVPこそソーントンがかっさらっていきましたが、大会前半で目立っていたのはむしろナッシュの方。その活躍ぶりは、ひとえにナッシュのゴールのお陰で、カナダは勝てた試合もあったといっていいほど。しかし今大会中のナッシュには、ちょっとしたトラブルもありました。

ナッシュは、決勝ラウンドvsスウェーデン戦(5−4でスウェーデンの勝利)で、レフェリーをスティックで引っかけ、ラインズマンを押しのけるという所作が問われ、その処遇が注目されていました。というのは、この試合を放映していたスウェーデンのTV局がその試合部分のビデオをIIHFに提出し、ナッシュの処分を求めていたからです。

IIHFでは、大会チェアマンを務める富田正一IIHF副会長も含め、このプレーを協議。結局このプレーは「故意ではない」と判断されて、ナッシュはお咎めなし。そして晴れて出場したvsウクライナ戦では、このナッシュの大会9ゴールめが決勝弾となり、カナダが2−1で辛勝・・・というシナリオになりました。

が、不思議なことに、カナダ人の記者たちからは「あのフッキングは明らかに故意。NHLなら3〜5試合出場停止」と、冷静な意見が聞こえていたのです。とある記事は、OHL時代にナッシュがレフェリーとの接触で5試合出場停止になった件に触れ、ナッシュが「あの接触は故意ではなかった。この判定はビョーキだ!」と猛反駁していたことまで説明。ま、出場停止になっていたら、カナダのメディアからの反響はその程度で済まなかったのかも知れませんが、興味深いカナダ人記者たちのリアクションではありました。

話題はチェコに戻ります。

そういえば、大会とは直接関係ないのですが、チェコ関連で気になったのが、パトリック・エリアシュがA型肝炎を発症したというニュースでした。

エリアシュは今季当初、チェコリーグでプレーしていたのですが、その後かつてのチームメートであるピーター・シコラと共に、ロシアリーグのチームに移籍。ロシアに移ってからどうも発症したらしいのです。

この記事によると、A型肝炎は通常水や食べ物などを通して経口感染する。まだ衛生管理ができていない国での感染が多く、エリアシュはロシアでプレー中に食べ物から感染したと見られている、とのこと。特効薬があるわけでないので、休息と食事が治療方法となるそうです。

エリアシュが症状に気づいたのは3月上旬。最初は高熱が1週間ほど続いたので、風邪かと思っていたそうです。しかし症状が収まらないので、代理人が工面した専用機でチェコに戻り、3月11日プラハの病院に入院し4月7日まで病院暮らし。つい最近アメリカに戻って来たんだそうです。全快するにはあと3〜6ヶ月はかかるとのデビルズのチームドクターの診断が出ており、来季トレーニングキャンプに間に合わないかも。発症後は30パウンドも痩せてしまったそうで、治癒後の体力回復も気になるところであります。

2004年11月3日ラトビア・リガでの試合で急逝したセルゲイ・ジョルトク同様、ロックアウトさえなければ、エリアシュもNHLで病気することなく元気でプレーを続けていたのかも・・・と考えると、複雑な心境になります。そういう意味でも「もうイイ加減ロックアウトやめて」と呟きたくなる私ではあります。

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# by hockeyworldjapan | 2005-05-16 13:15 | その他

交渉再開も進展なし? そんな時タイ・ドミは・・・

で、NHL労使交渉はどうなった? と聞かれそうなので、いちおう概要だけ説明しておきましょう。

5月5日、6日の両日、NHL&NHLPAはトロントにて4月19日以来の会合を実施しました。2日間で計8時間のミーティングを、例によって開催場所は極秘で実施したものの、会合終了後にNHL、NHLPAともに「進展なし」との声明を発表しています。は〜。

とはいえ、もうのんびりしている余裕もなく、ってことで、両陣営は会合のペースをアップさせることを以前から宣言しておりました。よって、両巨頭が世界選手権に向かう前の5月10日@NY、さらに5月18、19日にも会合予定が組まれているんだそうです。

その一方で4月28日、NHLPAはケベック州、ブリティッシュコロンビア州において、労働組合としての正式承認を申請しました。PAが正式に労働組合として認められれば、この2州のモントリオール・カナディアンズ、バンクーバー・カナックスでの代理選手導入は不可能となる。つまりNHLによる代理選手導入を、未然に防ぐための防止策を打ったということです。

で、そろそろ、今日の主題にいってみましょうか。

そんな遅々として進まぬ交渉に業を煮やしたのが、タイ・ドミ。トロントの記者が世界選手権取材に出払ってるせいか、なぜかNYタイムス紙に「あいつらで新協定締結できなきゃ、新顔が必要だ」とコメント。これが通信社の記事にも載って、大々的に報道されてしまいました。

「あいつら」とはもちろん、ベットマン&グッドナウの両巨頭。最近ベットマンコミッショナーときたら、今後の見通しについて「後は数字上の交渉のみ」と楽観視してるそうな。そんな話を耳にしたらドミでなくても「そんな余裕でええんかい?」と問いつめたくなるのが、ファン心理ってものではないでしょうか?

ドミといえば、1月にトロントで、リーフスオーナーのラリー・タネンボム氏、マリオ・ルミュー、テッド・サスキン(NHLPAナンバー2)、ビル・デイリー(NHLナンバー2)、トレバー・リンデン(PA会長)を含めての極秘ミーティング@タネンボム氏自宅の糸を引くなど、いわゆるクーデター的動きを見せたことが、まだ記憶に新しいところです。

で、このNYタイムス紙の記事には、その極秘ミーティング時にドミが「敬意と信頼(respect and trust)」についてのポジティブメッセージが書かれた紙切れ入りのフォーチュンクッキーを持ち寄った・・・などという記述があるではありませんか!(爆)

フォーチュンクッキーとはなんぞや? という方のために、念のためご説明します。アメリカのチャイニーズレストランで、食事の最後にサービスとして出て来るお菓子のことです。餃子を二つ折りしたような形で、それをパコッと割ると中からメッセージが印刷された紙切れがでてくる。たいていは、人生における格言とか、近未来を占うようなひと言とか、ラッキーナンバーとかが書いてあるのです。お味は日本の「温泉せんべい」をもう少しリッチにした感じ・・・と言えば分かっていただけるでしょうか?

ったく、手の込んだことしますね〜、ドミったら。もしかしてお手製? 会合に居合わせたマリオをはじめとする重鎮たちは、このドミのフォーチュンクッキー作戦に、いったいどんな反応を示したんでしょうか? ひょっとしたらドミ、今の奥さんも同じ手で口説いたんだろか? などなど、いろいろとつい勘ぐってしまう。

まあ、そんな話をNYタイムスに漏らすあたり、当のドミはひとり悦に入ってたことは用意に想像がつくのですが。お得意の遠い目をしながら、ね。

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# by hockeyworldjapan | 2005-05-07 12:54 | CBA

世界選手権@オーストリア

始まりましたね〜、世界選手権@オーストリア。

っつっても、もう予選ラウンドは終了してます。
ちなみにここまでの経過はこんな感じ。カナダ、チェコ、スウェーデン、スロバキアが各組1位になってます。旧ソ連邦から独立したカザフ、ウクライナ、ラトビア、ベラルーシが健闘中。逆に、地元オーストリアに、ドイツ、デンマークがちょっと元気がない。さらに、ディビジョン1からの昇格組であるスロベニアは苦しい戦いが続いています。

で、この予選ラウンドを通じて、小ネタを拾いましたので、こちらでお知らせすることにします。
(除:カナダ代表。情報が多すぎてここには収まらないので、カナダについては改めてまた後日。取り急ぎカナダファンのお方は、スーレーvsターコの練習中乱闘シーンでもご覧あそばせ。しっかし、キャプションがないとこれがターコだって誰も分かんないんだけど)

まずは、スロベニアから。
かなり旗色悪そうな出足ですが、まず驚いたのがスロベニア国内のホッケー登録選手数がたったの888人(!)という事実。(注:ちなみに日本は3万人弱と言われています)しかも、成人男子に至ってはたったの103人。なんと少数精鋭な人たちなのでしょうか。まるで「ミステリーアラスカ」の世界を彷彿とさせますわ。

世界選手権出場はこれが3回め(過去に2002年、2003年と出場)。ヘッドコーチはフィンランド人のカリ・サボライネンが務めています。そのスロベニア代表で、いま最も注目されているのが、アンゼ・コピターという17歳のFW選手です。
コピターは、過去にディビジョン2のU18大会、ディビジョン1のU20でベストプレーヤー、ベストFWに選ばれた経験の持ち主で、2003−04年は弱冠16歳でスロベニアトップリーグでプレー。日本でいえば、アジアリーグで高校1年生が混じってプレーするようなものです。

今季はスウェーデンのジュニアリーグでプレーし、スコアリングでリーグトップの成績を残したとか。そのおかげで英語もマスターしており、CSBランクも10位に浮上。すでに、大物代理人として知られるドン・ミーアンが後ろ盾についてるそうで、「スロベニアのシドニー・クロズビー」との異名さえ聞こえてきています。このコピターは1987年生まれなのですが、デンマークには1986年生まれトリオというのが存在する。下位リーグに回った諸国でも、こうして新しい選手たちが着々と育っているという事実は見逃せません。逆に、日本でそういう若手が出て来ない理由を、真剣に考えなければいけない時期に来たか? とも思えます。

一方、NHLなら気になるのが、「スイスのゴーリー、なんでアービシャーが出てないの?」という疑問。2月の五輪予選でも、マーティン・ガーバーが1番手として選ばれ、アービシャーはメンバー入りすら果たせませんでした。

ちなみに、今回の世界選手権では、アービシャーはいちおうスイス代表3人のゴーリーには名前を連ねています。しかし、予選ラウンド3試合ここまででまだ出番はなし。そのあたりについては、スイス人記者さんがこんな記事を書いてました。要約するとこんな感じです。

「今季は故郷フライブルグでプレーが予想されたアービシャーだが、フライブルグ関係者によると『アービシャーは我々が出せるよりずっと高い金額を要求した』とのことで物別れに。しかしワンマンで知られるフライブルグGMが、アービシャーのようなスター選手は欲しがらなかったという説も根強い。ちなみにアービシャーの代理人によると、アービシャーが要求したのは年俸12万フランで、これはスイスリーグの平均値だったそう。

フライブルグでのプレーを断念したアービシャー陣営は、第2候補としてローザンヌと接触。ローザンヌはアービシャーの故郷からわずか車で1時間と好条件にあったが、すでにこのチームはマルタン・サンルイ獲得を決めていており、結局アービシャーが行き着いたのはルガノだった。億万長者のジオ・マンテガッツァ氏所有のこのチームには、すでにロニー・ルーガーという1番手ゴーリーがいたが、ルガノはアービシャーを他チームに取られたくないがために、アービシャーと契約。シーズンを通じてアービシャーを2番手として飼い殺し状態としたのだ。

もちろん、この状況はアービシャー本人にとっては非常に不本意。2004年年末のスペングラーカップでは、そんなアービシャーの境遇を知ってか、スパルタプラハがワンポイントで契約を申し込んで来た。しかしそれまで十分な試合出場もままならなかったアービシャーは、スペングラーカップ第1戦で途中交代の屈辱を味わってしまう。
そんな彼には、2月の五輪予選でもスイス代表からお呼びがかからずしまいだった。

そして、さらなる困難がアービシャーに降り掛かる。スイス代表の五輪予選中ブレイクに合わせて、アービシャーはなんと、ルガノのファームチームでプレーする惨めさを味わっていたのだ。その試合は、チームが国内2部リーグ転落を防ぐのに大事な試合だった。その試合の対戦相手チームは、クレージーなオーナーで有名らしく、このオーナー直々に選手たちへ『アービシャーの守るゴールになだれ込め』と命令したんだとか。

ただそのあざとい戦術には、なんとかケガなく切り抜けたアービシャー。そしてルガノ1軍でプレーオフで出場のチャンスが巡って来た。アービシャーはいいプレーをしていたのにもかかわらず、ルガノはファーストラウンドで1勝3敗と追い込まれた。そして大切な第5戦にアービシャーは出してもらえず、結局ルガノはプレーオフ敗退。レギュラーシーズン1位のチームが、スイスリーグプレーオフのファーストラウンドで敗退したのはこれがスイスホッケー史上初の不名誉な記録となってしまった・・・」

う〜ん、こんなことがあると、来季NHLが開幕した後でもトラウマ化してしまわないかと不安。特にゴーリーというポジションは、ある程度まで行った選手であれば後は精神性というか、自信でプレーするような部分がありますし。

NHLロックアウトが、思わぬ形で選手に影響を与えたほんの一例でありました。

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# by hockeyworldjapan | 2005-05-06 15:57 | その他

オイラーズ、WHLチーム獲得を熱望中

今季からファームチームのAHLロードランナーズを、お膝元のエドモントンに移したオイラーズ。そのロードランナーズは、今季プレーオフ進出はならなかったものの、ホッケーに飢えたエドモントンの人々の心をとらえて、観客動員はAHL3位と好調でした。おかげで親会社のオイラーズは、今季運営費(約1200万ドル)のうち、少なくとも100万ドルはロードランナーズからの利益で補えるという嬉しい報告もあったようです。

ただし来季、予定通りNHLが開幕した場合、ファームのロードランナーズが今季同様の観客を集められるとは予想しがたい。しかもオイラーズの場合、以前からエドモントンで欲しがっていたのは、AHLチームではなく、実はWHLチームだと言われています。

実際オイラーズは、これまでWHLのフランチャイズ権を獲得しようと積極的に活動を続けて来ました。一時は、2004−05年シーズンから加盟できるWHLフランチャイズを求めて、「チームを売却してくれたオーナーには500万ドル」なんてオファーを提示したことも。また過去に2回トライシティ・アメリカンズの買収を仕掛けていました。しかし当時、アメリカンズはブリティッシュコロンビア州バンクーバー近郊に、オーナーたち(グレン・セイザー、ブライアン・バークら)がチーム移転させる計画があったようで、オイラーズは今年3月にもそのオファーを蹴られたばかりでありました。

しかしオイラーズのWHLフランチャイズ獲得計画が遅々として進まない中で、周りは着実に動いてました。トライシティのオーナーグループは、なんとバンクーバーの東のチリワックにWHLエクスパンション権(2006-07年からWHL加入予定)をゲット。そしてアメリカンズを別のオーナーグループ(この中にはオリー・コルジグの名前も含まれているそう)に売却してしまったのです。

オイラーズとしては、来季もAHLロードランナーズをエドモントンでプレーさせることで、すでにスケジューリングをAHLに依頼しており、WHLチーム招致は急を要するものではないのかも知れませんが、オイラーズ幹部にとってトライシティでの顛末は心穏やかなものではないでしょう。

そこで、オイラーズが次に望みをかけるのは、WHLのエクスパンション。4月18日に実施されたWHL代表者電話会議の際にも、エドモントンでのWHLエクスパンション案が議論されたそうです。WHLは長い間、エクスパンションには反対の姿勢を示してきました。というのは、主にカナダ西部を基盤とするWHLですが、これまでですでに20チームというチーム数の多さを誇り、その一方でタレント不足が叫ばれても来たのです。そして今回チリワックの新チーム創設で、WHL全チーム数は21に。6月のWHL代表者会議では、エドモントンも含めて今後のエクスパンションの可能性も議論されるかもしれないとは言われていますが、エクスパンション権承認には代表者の3分の2の同意が必要だそう。他チームの同意を得るには、事前の根回しもしなければならないでしょうし、前途はまだ多難にも思えます。

オイラーズがAHLよりもWHLにこだわる理由はこんな感じです。

1)まずAHLロードランナーズの場合、来季NHLが開幕してしまったら訪れるファンは急減することが容易に予想される。1軍の試合が見られるのに、わざわざ2軍の試合まで見たいと思うファンは少ない。チケット価格もバカにならない。もちろん、トップチームが1軍のお膝元にあれば、スカウティング面や、ファームから昇格した選手たちの移動面でも、利便性、費用削減などの利点はある。

2)WHLの場合、AHLほど遠距離移動は少ないことから、航空運賃、ホテル代などが節約できる。選手年俸(AHLロードランナーズは総額200万ドル)も大幅に縮小できるなど、費用面で有利。

3)地元出身の選手たちを獲得したり、またレッドディアやカルガリーなど、アルバータ州の近隣都市とのライバル関係も相まって、ファンの根強い応援も期待できる。

・・・と考えると、オイラーズにとってWHLチーム経営はいいことづくめみたいですねえ。あ、その一方で、以前にもお伝えした通り、NHLカロライナ親会社が保有するOHLプリモス(デトロイト近郊です)は、現在売却の噂がありますから、やみくもにNHLチームがメジャージュニアチームを経営すれば儲かるというものでもなさそうですが・・・

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追記:Yellerさん@カルガリー在住のご指摘で、一部チーム表記を訂正させていただきました。Yellerさん、ありがとうございます。
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# by hockeyworldjapan | 2005-04-25 08:13 | NHL overall