小ネタ大放出

チェリオス、キャメロン・ディアスとTV出演!!!
これって日本のMTVでも観られるのかしらん?
ロックアウト中はボブスレーやってコケたり、UHLの試合に出場してマイナー選手からケチつけられたりと、なにかと話題の多めなチェリオスですが、カップ獲得時も俳優の知り合いたちが、ロサンゼルスの彼の自宅の元を訪れたりなど、ハリウッド系にも顔が広いのですよね・・・
一方、チームメートのマカーティは、「グラインダーズ」とともに全国50カ所コンサート中。ロックアウトの恩恵というべきか、自らがシンガーとして率いるバンド「グラインダーズ」の活動に専念という今季。現在は2枚目のアルバム録音も進めているとのこと。
http://www.freep.com/sports/redwings/line22e_20050422.htm
http://slam.canoe.ca/Slam/Hockey/NHL/Detroit/2005/04/22/1008444.html

アメリカvsカナダ第2戦@ケベックシティでのハプニング
2005年世界選手権@オーストリアの前哨戦を戦っている両チーム。しかしこの試合での国歌シンガーが、なんとアメリカ国歌を途中で失念。2回止まったあとで、カンニングペーパーを取りに行って戻って来たそうですが、今度は赤い絨毯の上で思い切りズッコケ。というわけで、結局国歌演奏はなされずに試合開始となってしまったそうです。
しかし15399人収容のル・コリゼには、たった7166人の観客のみ。高すぎるチケット(25〜65ドル)がその要因らしい。ケベックシティは2008年世界選手権開催地(予選ラウンドはハリファックスと共同開催)なのにこれでいいのか? の声も挙がっているようです。ちなみに2008年はIIHF100周年の記念すべき年だそう。試合は、カナダがいったんは3−1とリードしたものの、その後守りのミス連発で4−5と逆転負けでした。
http://slam.canoe.ca/Slam/Hockey/World/2005/04/22/1009079-cp.html

スタスニーの長男、アメリカ代表入り
往年の名選手ピーター・スタスニーの息子、ヤン・スタスニーが、上記のvsカナダ第2戦で1ゴールを挙げています。
このスタスニー長男ですが、ケベックシティ生まれで、ここ2シーズンはドイツリーグでプレー。父はもちろんスロバキア人なのですが、7歳の時にケベックシティからアメリカに移り、ニュージャージー、セントルイスで育ったという背景から、アメリカ代表に今回選出されました。ちなみにスロバキア代表になるためには、IIHFの規定(代表国に数年居住経験がある、その国内リーグでのプレー経験があるなど)に抵触するため、おそらく不可能だったと本人は語っています。
ノートルダム大学でプレーした彼は、2002年ボストンに8巡目指名。ここ2シーズンはドイツリーグでプレーしているそうですが、AHLよりも多くの滞氷時間が得られるという理由でドイツを選んだんだとか。当初は、ECHLアラスカでプレーしていたスコット・ゴメスのプレーオフ進行次第だったという彼の代表入りの可能性も、ゴメスがプレーオフファーストラウンド第4戦@ベイカーズフィールドで、骨盤骨折の故障を負った(このニュース、アラスカの地元紙が人体図入りで大きく取り上げてました)ために、この度代表入りが決定した模様です。
スタスニー家といえば、次男ポールが、デンバー大学の一員としてNCAAタイトルを獲得したばかり。父ピーター(ご存じ現職政治家@欧州議会)に言わせると、ポールの方が自分のプレースタイルに似ているらしく、ヤン(身長5フィート8と小粒です)はピーターの弟であるアントン(スタスニー兄弟の三男。ピーターが次男で長男はマリアン)に似てるんでは? との声があるようです。
あ、カナダ代表については、あまりにも情報が膨大すぎるので、またどこかで改めて・・・
http://www.theglobeandmail.com/servlet/ArticleNews/TPStory/LAC/20050423/USCAN23/TPSports/Hockey

パット・バーンズ:大腸がんから回復中
昨季シーズン中の3月に下血し、何かがおかしいと気づいたというパット・バーンズコーチ(ニュージャージー)。それまで疲れやすく、体調面で何かがおかしいと感じることがあったそう。そのため3月23〜26日のフロリダ、アトランタのロード中にチームドクターに相談を持ちかけた。その後の検査の結果、2期の大腸がんであることが判明した。
不幸中の幸いはリンパには転移が認められなかったこと。2期の場合、60〜75%が再発なく回復するとのデータありだそうです。7月9日に腫瘍摘出手術に放射線治療、さらに辛いことで知られる化学療法も乗り越えました。2004年は奥さんも胃の手術を実施、さらにハリケーン「チャーリー」がフロリダの自宅を襲うという不幸があったバーンズコーチですが、フロリダ療養中の現在は、すでにハードにトレーニングを実施するなど、順調に回復しているようで一安心ですね。
今年7月1日でデビルズとの契約は切れるそうですが、GMラモリエロは「バーンズこそがデビルズのコーチ」とすでに明言しているそう。ただし、コーチ職が負担になってもいけないってことで、今後のことはGMラモリエロと協議の上で決めていくとのことです。
http://www.nj.com/devils/ledger/index.ssf?/base/sports-1/1113545439288350.xml

ESPN、NHLとの来季オプション契約期限は6月1日
「4月15日」と以前にお伝えしていたESPNのNHL放映権オプション期限(1年6000万ドル)は、どうも6月1日に順延された模様です。
ただ、NFLと8年90億ドル(年額に直すと11億2500万ドル。実にNHLの19倍です。ぎえ〜!!!)という契約更新したばかりのESPNだけに、NHLに対してはより強気な立場を貫けるのでは? というのがこの記事の見解。
あ、全然余談ですが、デトロイト地元紙のコラムや、ESPN出演、さらには著書「モリー先生との火曜日」でも知られるミッチ・アルボム氏が、自らのコラムで誤った情報を流したために現在地元紙停職中、ESPNも出演自粛中とは知りませんでした。実力のある人だし、詳細をねじ曲げて書く必要は全くないとは思うのですが・・・あるいは、名声を手に入れてしまったがために、つい慢心からそうした危険かつ楽ちんで美味しい道に走ってしまったのか? どういう事情だったのか気になります。
http://www.nypost.com/sports/23391.htm
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# by hockeyworldjapan | 2005-04-24 12:11 | NHL overall

そろそろ白い煙希望!

ちょっと話題は古いですが、皆様。「コンクラーベ」の結末をご覧になりました?

意外に日本でも、各マスコミが大きな取り上げ方をしてましたっけね。その弊害か「コンクラーベって根比べね」っつー、「コーディネートはこーでねーと」みたいな忌み嫌われる駄洒落まで発生。ローマ法王の力って、こんなに大きかったのね〜と実感したのでした。

新法王選出決定後に例の白い煙が立ち上り、システィーナ礼拝堂の鐘が一斉に鳴り渡った時の、バチカン市国の人々の嬉しそうな顔また顔ったら。私、別にカトリック教徒でも、信心深い仏教徒でもありませんが、ついその出来事に胸を熱くした次第であります。

さあ、NHLもこれにあやかって、白い煙を上げるのじゃあぁああ! と、ひとり気勢をアップしてはみたものの、事態はまだ妥結には至っておらず。でもちょっとだけ、進捗があったので、いろいろとお伝えすることにします。(超長文になりますんで、どうぞ覚悟して読んでください)

4月19日、4月4日以来のNHLとNHLPAとの会合がNYで実施されました。ここでは6時間の会談が持たれたのですが、大きな進展はありませんでした。情報筋によると、ジェレミー・ジェイコブズ(ボストンオーナー)が「NHLPAのコンセプトはNHL側の求めるリンクシステムではない」と発言したのがきっかけとなり、両陣営が激しい論争を繰り広げたのだとか。その論争に、大切な6時間半のミーティングタイムの大半が費やされてしまったらしい。う〜ん、もったいない。(4月4日の会合内容はこちらをご覧下さい

しかしその翌日の4月20日には、また新たな展開がありました。NHLはNYにて代表者会議を実施。4時間に渡るミーティングでは、新労使協定が合意に至らない限り、2005−06年シーズンは開幕しない。つまり代理選手導入は当面棚上げと、決定されたのです。

そして会議終了後、各チーム幹部からはポジティブなコメントが漏れていました。ダラス社長ジム・ライツは「会議の雰囲気は、選手たちと合意に至るために近づいているという感じだった」と楽観論トーク。またカロライナGMジム・ラザフォードに至っては「PAの現在の提案なら、あとは数字の上でさえ合意できればうまくいく」とまで語っていました。ま、実際はその数字の詰めが難しいところなんですけどねえ。

で、NHLが代理選手導入に尻込みした理由なのですが、まずは多くのチームからの反対があったことが一番だった模様。代理選手導入については、実は3月28日にテキサス州にて、数チームの幹部たちが議論する場が持たれていたそうです。この会合を呼びかけたのはダラス・スターズで、スターズはウエスタンカンファレンス7チーム(サンノゼ、コロンバス、セントルイス、ロサンゼルス、シカゴ、ミネソタ、ダラス。代理選手導入反対姿勢を先に表明していたグレ様率いるフェニックスは、この中には入ってませんでした。招かれなかったのか、はたまた招待されたが出席しなかったのか?)の幹部をテキサスに招き、代理選手導入をブッシュしたのだとか。TSNボブ・マッケンジーさん情報だと、サンノゼ、ダラス、ロサンゼルスの幹部が代理選手導入を支持しており、さらにエドモントンのオーナーも「必要ならば」と代理選手導入を認める構えだったようです。そうした活動はあったにせよ、大半のチームは代理選手を導入しても、十分な観客動員やスポンサーは得られないと考えていましたから、依然として導入反対意見が主流だったのです。またいったん代理選手導入となると状況が法廷に持ち込まれる可能性も出て、問題解決にはさらに長期間を要することになってしまう。そんな背景も、反対派に加担したようです。

いずれにしても、2005−06年シーズンを無事開幕するには、労使交渉妥結しかないというのが、オーナー側の意向として明確化したわけで、今後は両陣営の密な対話が必要となってきます。NHLは今後少なくとも週2回の労使交渉会議を持つ意向を示しているそう。ただ9月までに決着が付かない場合、またベットマンコミッショナーは代理選手の話を持ち出す用意もあるんだとか。ベットマンコミッショナーは以前に「2005−06年シーズンは、代理選手を導入してでも、開幕させる」と啖呵切っちゃったわけですしねえ。引っ込み付かないってこともあるでしょう。

とゆーことで、代理選手導入の件では、いちおう「NO」ってことで統一見解を打ち出したオーナー陣&NHLではありますが、PA側とやり合う前にまずはオーナー同士で話をつける必要がある。それが兼ねてから話題になってます、収入分配策であります。NHLのCBA案には、この収入分配案が依然として明確に提示されておらず、それがメディアからの標的にもなっているのです(そのあたりの事情については、こちらをご覧いただければ幸いです)。

で、NHLは収入分配案として何をしたいのか? それはズバリ、収入の多いいわば「金持ちチーム」からより多くの収入分配のためのプール金出資を要求し、収入の少ないチーム(よく槍玉に挙がってるのがカロライナとかですね)に分配する・・・という策であります。

そのあたりの根回しとして、ベットマンコミッショナーは4月15日、トロント・メイプルリーフスに対し、収入分配案について妥協するように申し入れたという報道がありました。リーフスは、フィラデルフィア、コロラド、デトロイトなどと並び、NHLでは収入や利益が最も多いチームと報じられています。

そもそもこの会談は、リーフスが代理選手に対して反対の立場を表明していたことへの調整という目的もあったそうです。収入分配策については、まずはメディアの影響力が強い地区でもあるトロントを口説いておけば、その後他チームも同様なスタンスに流れるのでは? という裏事情があるようです。しかしその会議の内容については誰もが口をつぐんでおり秘密裏に事が運ばれてる。その議論の経過が気になりますねえ。

リーフスと言うと、最近何かといろんな矛先が向けられており、チーム幹部は様々な意味で穏やかではないと思います。3月1日のNHL会合では、リーフスのチーム会長ラリー・タネンボム氏が。他のオーナーから非難を浴びたとの報道もありました。タネンボム氏は、「早急に選手との合意を」という内容の事前準備した声明をこの会議で他のオーナー参加者の前で読み上げたそうです。それだけを聞くと、「別にそれのどこが悪いの?」と思うのですが、「そりゃ、試合開催すればするだけ儲かるリーフスは、早く妥結したいだろうよ」という考えと、「みんなPAより先にギブアップするまいと頑張ってるのに、お前らは団結を破るつもりか?」という他オーナーたちの不満が高まり、その不満は巨大な非難の嵐と化してタネンボム氏を襲撃したのだそうです。驚くべきことは、その非難の声の中には、小市場オーナーたちはもちろん、他の大市場オーナーたちも混じっていたというんです。

その裏側では、大市場の他チームが表向きにはベットマン支持を唱える中、リーフスだけは以前からNHLの決定に対して批判的態度を匂わせていたという部分がありました。現にタネンボム氏は、シーズンが正式に全面中止となる前に、マリオ・ルミュー、タイ・ドミ、NHLビル・デイリー、NHLPA会長リンデンらと密かに会談を企画し、選手とオーナー間の橋渡しを試みたのだとか。そのあたりの行為がスタンドプレー(もちろんリーフス首脳はこれをスタンドプレーではなく、イニシアティブと考えてるはず)とみなされ、同胞オーナー連中から批判の的となったという事情もあるようです。

リーフスって、実際どれほど儲かってるんでしょうかね? 毎年フォーブス誌レポートでは「利益を出しているチーム」としてトップグループに名を連ねており、試合を開催すれば必ず儲かるという仕組みを持っているチームという書かれ方を、カナダのメディアからもされてます。

ただしそうした諸報道については、リーフス社長リチャード・ペリー氏は否定しています。その理由として、エアカナダセンター(公共建造物でなくリーフスの資産です)建設費として3億6000万ドルをリーフスは自己負担しており、これに年間2700万ドル+利子(7.59%)、さらには固定資産税760万ドルを支払っているんだとか。これに対して、アメリカのアリーナは公共建造物であるケースが多く、固定資産税やアリーナ建設費負担がない場合が多いのです。仮にチーム所有のアリーナだった場合においても、カナダのホッケーチームに課せられる税金は一般的に高率と言われています。ただ逆に言えば、チーム所有のアリーナであれば、広告・売店・駐車場などの収入は丸儲けですし、アリーナ賃貸料も支払う必要がありません。そのあたりは、しっかり収入にカウントされていながらも、税金や返済分についてはカウントしてないじゃないか、というのが、ペリー氏の言い分ではないかと思います。

さらにリーフスには、筆頭株主が個人や1企業ではなく、教師組合という特異性もあったりする。ビリオネアオーナーの匙加減ひとつで決められないという事情もあるでしょうし、その気持ちは分からんでもないですが・・・あ、カナダドルvs米ドル為替レートはもはや言い訳にはならんでしょうね。かつてはカナダドル安という理由のもとに、カナダのチームが弱者として扱われる時代がしばらく続き、NHLは一定数のシーズンチケット販売数を満たしたカナダ小市場チームには、リーグから補助金を出す制度を実施しておりましたが、このところの米ドル安傾向で状況は変化したのです。

それに、たとえリーフスにNHLの盟主的チームという自負があったとしても(実際カナダ国内のリーフス人気は依然絶大ではありますし)、オーナー会議、特にCBA問題においてはあくまで30チームのうちのひとつに過ぎない。そのあたりの限界は、リーフス幹部の発言などを注目していると、彼らも十分承知している模様。オーナー間の投票となった場合でも、持てる影響力は30分の1しかないのです。さらに追い打ちをかけるように、今回のCBA交渉には、ミネソタ、ナッシュビル、カロライナ、カルガリーといった小市場チームのオーナーたちが、NHLの諮問機関的に動いているという背景がある。94−95年には、デトロイト、レンジャーズといったリッチなオーナーたちが実権を握っていたことを考えると、今回はまるで立場が逆転しているのです。

ちなみにフィラデルフィア地元紙のインタビューでは、フライヤーズのエド・スナイダーオーナーは、他の金持ちチームが合意すれば、リーグの方針には従うつもり、とコメントしているそうです。

ちなみにレンジャーズをこの「金持ちチーム」に今回含めなかったのは私の意図的な狙いがあります。

NHLレンジャーズと、NBAニックス、マジソンスクエアガーデンを抱える親会社ケーブルビジョン。MSG会長ジェイムズ・ドラン氏がこれまでチームオーナーとして活躍してきたのですが、両チームの不振に、傘下に収めるケーブルTV局MSGネットワーク、フォックスNYが、ヤンキーズ、メッツの放映権を失い、苦境に立たされているんだそう・・・てな事情を、NYポストが報じていました。おまけに、レンジャーズ(チーム年俸7600万ドル)、ニックス(1億300万ドル)は、いずれも高年俸ながら不振を続けている。さらにいまだ社内で影響力の強い父との確執も噂されるというドラン氏は、いつ社内クーデターに遭ってもおかしくない状況らしく、現在会社幹部のメンバーも激しく入れ替わっているんだとか。レンジャーズがチーム幹部として、グレツキーにラブコールするんでは? などという噂もあったのも、そのあたりのお家騒動が起因していると思われます。

ひとことで、「金持ちチーム」と片付けがちですが、それぞれいろんな悩みがあるようで。それだけに、足並みを揃えることが難しいってことも十分解ってるつもりです。ま、いざとなったら「コンクラーベ」の当初の精神に則り、NHLオーナー陣をしょぼいホテル(○リオットとか、○エスティンとかはこの際無用です)に缶詰にして、パンと水だけ与えての「根比べ」をさせる・・・というパターンもあるはずです。

バチカン市民のような笑顔が、NHLファンに戻ってくるのを、心待ちにしている私なのでありました。

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# by hockeyworldjapan | 2005-04-23 13:49 | CBA

ルール改正の全貌は?

で、結局、あの拡大版ゴールネットはハッタリだったわけ?

4月7、8日GM会議@デトロイト。
7日の議論では、GMだけでなく7人の選手(リンデン、ブロデューア、ターコ、ブレイク、ニーダーマイヤー、アイザーマン、シャナハン)も招かれ、6時間に渡ってハイスコアリング化への検討が行われたという。その前日の6日には、11人(15人説も)ものNHLゴーリーたちが事前にNHLホッケー部門部長コリン・キャンベルと会談し、NHLが着手しようとしているGK防具への規制やゴールネット拡大について意見したなんて報道もありました。

で、7日の議論に戻りますが、セイバーズGMダーシー・リギアがパワーポイントにて、拡大版ゴールネットのプレゼン実施。噂通り3種類のゴールネット規格が紹介されました。その詳細は以下の通りだったそうです。

1)現在同様長方形だが、幅を8インチ、高さを4インチ拡大する(現行サイズは高さ4フィート、幅6フィート)。これでゴールネット間口面積は21%広がる。
2)基底部の幅は6フィートのままだが、ポスト、クロスバーがともに弓なりに丸みを帯びており、中央が膨らんだ形。最大で幅が6フィート6インチ、高さが4フィート6インチに及ぶ。ゴールネット間口面積は13%増。
3)基底部の幅は6フィートのままだが、6フィート8インチまで外に広がる。高さも4フィート4インチまでアップ。ゴールネット間口面積17%増。

・・・とはいえ、この拡大版ゴールネット、この日は議論の対象にはされなかったそうです。10年前なら散々非難を受けたであろうこの提案。昨今の低得点化が進むNHLにおいて、割と参加者たちはすんなり受け入れていたらしいのですが、さすがにゴーリーたちからは猛反発を受けてしまった。よってこの拡大版ゴールネットについてのプレゼンは、今後を見据えてという意味らしく、どうも早期導入には至らない雰囲気です。

そう聞いて、胸をなでおろしているゴーリーの皆さんも多いのでは? だって、これまで車幅感覚同様にゴールの高さや幅を潜在意識に叩き込み、ミリ単位のプレーを突き詰めて来たゴーリーだっているはず。なのに「じゃ、来季からゴールネットの規格を変えますので、よろしく〜」なんて言われたら、絶句&腰砕け&号泣でしょう。もう1からゴーリー理論をやり直すしかないのですから。

考えてもみてください。間口21%増なんてことになったら、ジョゼ・テオドア、マーティ・ターコあたりの今のNHLゴーリーで小ぶりな部類では、もはや太刀打ちできんのは目に見えている(実際テオドアは拡大版ゴールネットのことをボロクソに語ってました)。そしてスティーブ・ウ゛ァリケットあたりが、NHLナンバーワンゴーリーへと君臨し、ロベルト・ルオンゴが50パウンド増量を目指す・・・ウ゛ァリケットが嫌いってわけじゃありません。でも、あんな巨体ばかりがNHLゴーリーの座を占めてしまったら、そりゃあNHLも凄まじいものがあるでしょう。以前、97年フィラデルフィア・フライヤーズのゴーリータンデム(ロン・ヘクストル&ガース・スノー)と同じエレベーターに乗り合わせた経験があるんだけど、エレベーター内の空気が急に薄くなったような気がしましたもんね。ロッカールームもさぞやし息苦しくなるだろうななどと、容易に予想が付くわけです。

拡大版ゴールネットの話題はこれくらいにして・・・。
7日の議論では、またまたゴーリーたちがターゲットに。今度はかねてから何度も議論されてきたゴーリー防具規制についてです。CCM社からプレゼンされた縮小版GK防具の概要はこんなんでした。

*ゴーリーパッド:現行の12インチ幅から10インチへと縮小。高さは現行36インチから35インチ(34インチ説もあり)へと縮小。
*ブロッカー:現在よりも1インチずつ縦横小さくする。
*グラブ:周囲を48インチから45インチへと小さくする。
*パンツ:1インチ幅狭にする。
*チェストプロテクター:角張りではなく丸形に。
*ジャージ:現行より2サイズ落として身体にフィットさせる。

ゴーリーたちは、グラブ&ブロッカーのサイズ縮小については同意してるものの、ゴーリーパッドについては、上部にフラップも付いていないため、バタフライスタンスとなった場合に膝の部分がむき出しになる可能性があるのを恐れてるそう。特に前述のウ゛ァリケットのようなスーパーサイズな輩が、アルツールズ・イルベやマニー・レガシーのようなミニミー系と、防具規格を同じくするというのはあまりにも不公平。ってわけで、選手の身長に合わせた防具サイズ選びという基準も、当然考慮に入れるべきだと思う訳です。じゃないと、防具が「身体を守る」という本来の目的を果たせなくなってしまう。

とはいえ、確かに最近はこの本来の目的以上に「パックがゴールに収まるのを妨げる」という二次的な目的ばかりが追求されてきたという風潮がありました。パトリック・ロワの「携帯電話(ジャージの脇側に昔の携帯電話サイズの板が入ってた!)」、ガース・スノーの「ショルダーパッド@金物屋さんの父さん手作り」あたりが、その有名どころでありました。いかに現行ルールの抜け道を利用して、小細工するか。そのあざとい精神も、ゴーリー道の奥義を極めるステップのひとつだったわけです。そういう防具の工夫、決して嫌いでなかった私としては、そんな笑いのネタが今後は激減すると思うといささか淋しくもあります。(ま、スノーあたりのこだわりは、含羞とか矜持とかが著しく欠如してる感じがしたし、規制される前に嘲笑されるという感じではあった)

そんなゴーリーたちも防具縮小への動きに賛同せざると得なくなった。思えば、NHLはゴーリーをそう仕向けるために、あの拡大版ゴールネットを提案したんじゃないか? なんてのは、私の深読みでしょうか? 「お前ら、防具小さくしねーと、ゴールネット大きくしちゃうぞ」というNHLの脅しに、ゴーリーたちがしぶしぶ応じたような気がしてならんのです。
その他、この会合で議論対象となったのは、オブストラクション(NHL、まだ懲りなてない(笑))、タグアップオフサイド(IIHFルールでは「ディレイドオフサイド」の文言で知られてます)、ノータッチアイシングなどの、従来から議論されている内容が中心。またシュートアウト導入はほぼ決定とも言われております。

さらにルール改正とは別の議題もありました。

1)プレーオフ進出チームが、現在の16から20に拡大?
各カンファレンス6位までがプレーオフ進出。7位と10位、8位と9位がワイルドカードとしてベストオブスリーで対戦し、勝利チームが従来通りのプレーオフを戦うという提案あり。プレーオフ進出チーム数を増やすのと、各ディビジョン1位のシード制をやめるという2つの目的ありらしい。

2)2005年ドラフトの指名順序
シドニー・クロズビーという目玉選手の存在ゆえ、2003−4年シーズンの成績を基準としたウエイト制抽選か、もしくは30チームに公平に全体1位指名の確率を与えた抽選とするのか、白熱した議論が行われた模様。クロズビーは、今季QMJHLではレギュラーシーズンMVP、2年連続スコアリングリーダーなど5つのトロフィーを受賞。62試合で168ポイントは、昨季の135ポイントから大躍進の跡が見えてます。

3)コスト削減という意味から、現行の23人ロースターをさらにカットする(21人ロースター説あり)という案も、議論されたとか。

・・・てな感じですが、肝心のシーズンが始まらないことには意味はない。NHLは、いよいよ代理選手導入について議論するため、4月20日に代表者会議(いわゆるオーナー会議です)を実施するのですが、その前日にNHL&NHLPAの会合がNYで予定されています。なんらかの進展をその時お伝えできることを祈るしかありません。

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# by hockeyworldjapan | 2005-04-15 20:40 | NHL overall

NHL小ネタ集

カナディアンズ、元エキスポスのマスコットを起用か?
MLBモントリオール・エキスポスといえば、極度の観客動員不振に陥り、一時はオーナー不在球団に。その後ワシントンへ移転したことで知られていますが、エキスポス時代のマスコット「ユッピ!」が、NHLモントリオール・カナディアンズへと「移籍」するとの噂が流れています。現在はその権利譲渡に関する交渉が行われている段階とか。このマスコット「ユッピ!」はモントリオールでは子供たちに大人気のキャラクターであり、カナディアンズの試合にお目見えとなれば、子供向けに素晴らしいプロモーションが展開できるのではと予想されています。
79年生まれの「ユッピ!」は、実はマペットのひとつとして作成されたそうだが、マペット軍団には残れず。そんな経緯があって、かつてエキスポスはマペットに彼の権利料を支払っていたんだそうで。
http://www.canada.com/montreal/montrealgazette/news/sports/story.html?id=6be2cd08-fb0c-4153-a472-e11cf80a17c7
http://sports.espn.go.com/espn/page2/story?page=caple/050119

カロライナのオーナー、OHLプリモスを売却?
カロライナ・ハリケーンズのオーナー、ピーター・カーマノスが所有するOHLプリモス・ホエラーズと、その本拠地コンピュウエアスポーツアリーナが、売りに出ているとの報道あり。チーム社長によれば「公然と売りに出すつもりはないが、適正価格でのオファーがあれば」とのこと。ハリケーンズは厳しい財政事情が再三指摘されており、これも親会社「コンピュウエア」のホッケー部門合理化の動きと見られています。カーマノス氏は、NHLハリケーンズ、OHLプリモスの他、ECHLフロリダ・エバグレイズとその本拠地ジャーメインアリーナを所有していますが、エバグレイズとジャーメインアリーナの2つは、すでに公式に売りに出ているそうです。

フルーリー、スタンレーカップ、五輪に続いてアランカップ獲得に一歩前進
以前のブログ記事では、アマチュア資格がもらえないかも? というところで終わってしまい、失礼いたしました。その後、セオレン・フルーリーは、元気にアマチュア選手としてプレーしており、ついにアランカップ2005に出場が決定しました! 
フルーリーの所属するホースレイク・サンダー(アルバータ州代表)は、ブリティッシュコロンビア州代表のパウエルリバー・リーガルズを破っての、カナダのアマチュア最高峰を決定するアランカップに見事進出。アランカップ2005は、4月19〜24日サスカチュワン州ロイドミンスターで開催予定です。
http://www.allancup.ca/AllanCupNews.htm
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# by hockeyworldjapan | 2005-04-07 18:21 | NHL overall

合意へ雪解け? それとも蜃気楼?

また、ぬか喜びに終わりたくないんで、冷静に対処しとこっと。

NHLとNHLPAは、4月4日トロントで非公開場所にて7時間に渡る会合を実施。
PA側はまず、3月17日のNHLの提案(1チーム3750万ドル、もしくは収入の54%)を拒否。PA側からの正式な逆提案はなし。

さらに、かねてから噂のあった通り、NHLはNLRB(米・全国労働関係委員会)に対して2回めの提訴を実施(代理選手として契約した選手の交渉を担当した代理人の資格剥奪を、PAがほのめかしたことへの訴えです)。このまま進展がなければ、NHLは4月20日の代表者会議にて、代理選手導入について議論することは必至と言われ、事態は一見ますます泥沼化・・・との様相であります。

ただ、その続報を読んでみると、一筋の光が見え始めたという説も。
この会合には、NHL、NHLPA幹部の他に、PA側から5人の選手(リンデン、ゲリン、ダンフース、ブグナー、クラット)、さらにNHL側からはハーリー・ホチキス(カルガリーオーナー)、ルー・ラモリエロ(ニュージャージーGM)、ジェレミー・ジェイコブス(ボストンオーナー)、クレイグ・リポルド(ナッシュビル)が参加と、かなりの大所帯でありました。このメンバーは、その後小さなグループに分かれ、ルーキーキャップ、収入分配策、FA制度などについて、有意義な議論が交わされたんだそうです。

その参加者のひとり、ボストンのオーナー、ジェレミー・ジェイコブズ氏は、地元紙ボストングローブで、会議の印象をこんな風に語っています。
「やっと議論に現実味が出て来た。楽観的過ぎにはなりたくないが、慎重ながらも私は楽観的だ」

気になるその議論の具体的内容ですが、双方にとって合意できそうな新しいコンセプトが検討され、かなりの成果があったという噂も。前述記事中のジェイコブズ氏によると、非公式ながらNHLPA側からサラリーキャップを含んだ様々な提案が提示され、その中には、NHL側が以前からこだわってきた収入と選手総年俸支出のリンクらしき内容も含まれていたというではないですか! もっとも実際のNHLが提唱するシステムでは、収入が減少に転じた場合は、選手側からプールした金額をNHLにペイバックする方式をNHLは主張している。PA提示内容にはこのプール策が欠落していたため、NHLにしてみれば、「これは厳密に言えば『リンク』ではない」とのこと。とはいえ、PAがそうした方向性を見せたのであれば、それはかなりの進歩と言っていいと思います。

さて、これでCBAがうまく来季開幕までに整えば(ジェイコブズ氏同様、慎重に楽観的な物言いをしときます)、ファンを呼び戻す&新しいファン開拓のためのルール改正作業をNHLは急がねばなりません。4月8、9日両日デトロイトで開催されるGM会議では、選手たちを含めたルール改正に関する議論も実施されるようです。ここでは、NHL側から「ゴールネットを大きくする」3種類の提案がなされるようです。うち2種類はすでに、その要旨がすでにバレてるようですが・・・さて、どんな展開になるのか、こちらの行方も注目しましょう!

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# by hockeyworldjapan | 2005-04-07 17:59 | CBA

ショーン・ポディーン@東伏見

子供たちって、正直でいいな〜。

昨日は、東伏見で行われた「日光アイスバックス・ホッケースクール」に行ってまいりました。ここでの目玉といえば、2000年NHLコロラド・アバランチでスタンレーカップを獲得したことでも知られるショーン・ポディーン氏の登場。ポディーン氏は、この日の東伏見と、4月4日神戸でのホッケースクールに参加するため、長年の夢だったという念願の来日を果たしました。

さて、この日のホッケースクールの対象は、小学生と中学生でした。うち、スクールの後半組だった中学生は、ポディーン氏の存在を知ってるはずなのに、みんなスクール終了後も恥じらいのせいか「サインください!」なんて猪突猛進な真似はできない(笑)。そう、思春期ってやつですねえ。多くの選手たちがさっさとロッカールームに引き揚げてしまったのです。あ〜、もったいない。

しかし、前半組の小学生たちは違う。最初は中学生同様、みんな緊張気味にドリルに励んでいたものの、スクール終盤のブレイクアウェイの練習時にポディーン氏が「ゴールを決めたら、こうやって(と腕を頭上に掲げて)喜ぶんだよ。やってごらん」と声をかけると、ボディーン氏の身長の半分くらいの子供たちまで、ゴールを決めて「イエ〜イ」とやってる(笑)。しかも、みんな、しっかりポディーン氏の方に向かって目線でアピールしながら「イエ〜イ」なのです。いやあ、かわいいったらもう。

最後は、全員で記念撮影してスクール終了。すると誰からともなくこの小学生組の子供たちは一斉に、ポディーン氏に握手を求めに行きました。そしてリンクを降りたザンボ入口では、子供たちの凄まじいサイン攻めがスタート。ポディーン氏はお子様軍団の渦巻きにあっという間に飲み込まれてしまいました。お子様だけではありません。ご父兄を含めて握手に、写真に、サインにと、参加者のみなさんはとっても楽しげでした。あ、ひとりデトロイトのジャージを着た子がいましたが、彼だけはちょっと反応がクールだったような・・・(爆)。「その子には『おい、デトロイトのジャージを着るのはルール違反だぞ!』とジョークを言ったんだけど、その子は気づいてなかったみたい」とポディーン氏は爆笑していました。

日本の少年ホッケープレーヤーたちの印象を、ポディーン氏は「みんなスケーティングが素晴らしいね。87年に、ミネソタで日本の選手のプレーを見たことがあるけど、今回来てみて日本の選手は実際の記憶よりもずっとスケーティングがうまいと思ったよ。それに、日本の子供たちはみんなすごく一生懸命でコーチの話をよく聞いてくれるから、教えやすいね」と語っていました。

そして、クリニック全体の印象を「子供たちが笑顔を見せてくれて、ハグを求めてきたり・・・最高だよ。心の底から暖かくなってくるような経験だね。僕も昔ミネソタで、80年レークプラシッド五輪優勝メンバーたちのクリニックに参加したことがある。あの時のことを思い出したよ」と、話してくれました。

今回が初来日というポディーン氏ですが、日本は長年来たくて仕方なかった場所というだけに、すでに観光本を隅から隅まで研究済のご様子でした。日本食は、ご自身も奥様も「ヘルシーだから大好き」ってことで、アメリカでもよく食べてるらしく、お箸使いも手慣れたもの。この日のスクール前にもロッカールームで「おにぎりを3つ食べたよ。おいしかった」とトレードマークの笑顔を見せていました。

滞在中のホテルでは、来日当日すでにひとりのアメリカ人宿泊客から「ポディーンさんですか?」と話しかけられたそうです。さすがは正真正銘の元NHL選手ですね〜。オフというのに陸トレは週6日続けているんだとか。たださすがに37歳という年齢を考えてか、今季はスウェーデンでシーズンを終了してからは、スケーティングはしていなかったのだそうで、それだけに今日3時間通しのホッケースクール参加で「ああ、足が疲れた」「お尻が痛い」と嘆いていました。ちなみに、今日は日本の名マッサージ師を訪れるそうで、それもすんごく楽しみにしているようでした。

ポディーン氏にとって、唯一心残りだったのが、この日のプログラム終了後にデモンストレーションとして、バックス2人のGK(橋本、池田両選手)相手に実施したペナルティショット合戦。1本めこそ、橋本選手の左肩口を恐ろしいスピードのリストショットで抜いたのですが、その後は全部GKに止められてしまったのです。

「スウェーデンリーグが終わった後は、しばらく氷に乗ってなかったんですよね?」と振ると「それを言い訳ってことにしておこう(笑)。でも、神戸に行く前にばっちり練習していくからね」と冗談とも本気ともとれる発言を残していました。あ、フォローするわけではないのですが、ゴールに向かってスケーティングしていくその姿は、日本ではちょっとこれまで見たことのないような大迫力イメージでした。神戸では、彼のリベンジが見られるかもですね。

それから、日本のホッケーファンなら当然気になるのが「来季、日本でプレーするのか?」という部分。今回の来日は、彼にとってそのあたりを見極めるという目的もあるわけで、なんとか日本のいいところをたくさん見て行って欲しいと思っております。

あ、神戸でバックスのホッケースクールに参加する選手たち(神戸では大人の選手もスクール対象なんですね)、ならびにご父兄のみなさま。スクール終了後は、握手するなり、サインをねだるなり、がっつりモトを取っていってくださいね〜。・・・な〜んて、そのあたり関西のみなさんはしっかりされてるから心配ないかな? なんて言ったら怒られそうなのでこのあたりで本日はシメ!!! 今日はこれから、アジアリーグのアウォードに出かけて参ります。

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# by hockeyworldjapan | 2005-04-02 09:23 | アジアリーグ

AHL再編中

NHLにとって、3Aリーグに相当するAHLで再編が進んでいます。

傾向としては、こんな感じです。
(1)「1対1」化:NHL1チームにつき、そのトップファームとしてAHL1チームという方向性
(2)「より近く」:西海岸のチームが、東海岸の端っこのトップファームを経営・・・というパターンから脱却するチームが続出中

(1)については、経費縮小という名目から、他NHLチームとファームを共有するパターンが近年は多くもありました。しかし、そうするとなかなかファームから選手が成長してこないというジレンマが経営陣としては当然あったわけです。特にNHLでは、ヘッドコーチによって採る戦略も様々。よって単独でファームチームを直接経営、あるいは提携を結ぶことにより、若手選手たちはファーム時代から1軍での戦略を徹底されることになるのです。そして、いざ1軍昇格の運びになれば、そうした若手が戦略理解に苦しむことはない。ファーム上がりの選手は、すんなり1軍のプレーに溶け込めるというわけです。

(2)については、ひとつのチームのファンになって、その地元の新聞記事などをじっくり追いかけている方なら、その有用性はもうお分かりでしょう。1軍で故障者が続発した場合に、ファームから選手が供給されるわけですが、そのファームチームが遠隔地にあったりすると、昇格した選手が試合に間に合わないなんてケースはざらなのです。また、そのファームでの若手の成長をGMらがスカウティングするのに、遠隔地だと当然旅費もかさみます。近場にあれば、車でちょっとドライブすれば、すぐにファームの試合を見られる・・・なんて便利な環境になるわけです。

そんな事情もあって、リーグ開設70周年という記念すべき来季(2005−06年)のAHLでは、以下の4チームの新加入が決定。これでチーム数はNHLと同じ30チームとなる予定です。

*アイオワ・スターズ:来季からNHLダラスのトップファームに。元NHLハートフォード、ピッツバーグのオーナーでもあったハワード・ボールドウインが共同オーナーを務める。スターズとは5年契約。ボールドウインはケンタッキー州ルイビルにチームを所有していたが、そのチームは運営を休止に。これをアイオワ州デモインに移転させることで、スターズのファームとして生まれ変わることに成功した。スターズ社長ジム・ライツと、ボールドウイン氏が古くからの知人であったことも、この提携実現を後押しした模様。本拠地は、現在建設中のウエルズファーゴアリーナ。今季スターズは、トップファームとしてAHLハミルトンとAHLヒューストンを併用している。

*ピオリア・リバーマン:昨季小原大輔選手(現コクド)が所属したことでも知られるECHLチームだが、来季から同ミズーリ州に位置するNHLセントルイスのトップファームとしてAHLに加入する。今季までブルースのファームはAHLウスター(米マサチューセッツ州)であったが、このフランチャイズ営業権をリバーマンが買い取り、チームをピオリアに移転させた形で、実質的ECHLからAHLへの昇格を成功させた。リバーマンは、廃止となった3AリーグIHLにも加盟経験があり、過去にブルースのトップファームとしての経験を5シーズン有する。

*トロント・マーリーズ:来季からNHLトロントのトップファームに。カナダ・ニューファンドランド州セントジョンズから移転し、それに合わせてチーム名称も改めた。
改名のためにメイプルリーフスは、2004年10月にファン投票によるコンテストを実施。6000件の応募の中、このマーリーズという名前はトップ3に入る人気名称だった。
この「マーリーズ」という名称は、1904年にイングランドのマールボロ公爵にちなんで名付けられたのを、1927年当時のリーフスオーナーだったコン・スマイスが買い取り、リーフスのファームチームとしたという歴史あり。しかしこの先代マーリーズは、80年代に人気が下火となったため、1989年にリーフスが手放し、チームはその後ハミルトンに移転。さらに91−92年にはゲルフ・ストーム(現在OHL加盟)へと名前を変え、現在に至っている。本拠地はトロント市内のリコーコロシアム。

*オマハ・ナイツ:来季からカルガリーのトップファームに。以前カルガリーのファームであったニューブランズウイック州セントジョンのフランチャイズ(2003年4月営業停止)を、米ネブラスカ州オマハに移転させ、フレームスにとって待望の単独トップファームが復活した。ここ2シーズン、フレームスは、米マサチューセッツ州ローウェル・ロックモンスターズ(AHL)を、カロライナと共有していた。
オマハのシビックオーディトリアムは改装済でダウンタウンに位置。オマハには過去30年間プロホッケーチームが存在していなかったが、1930年代後半から存在していたマイナーリーグチームが、このオマハ・ナイツだった。このチームのオーナーグループである「Ak-Sar-Ben財団(注:Ak-Sar-Benとは、Nebraskaを逆に綴ったものだそう)」が、新チームに対し、フレームスと共同出資する。
前身チームは、1970年代初頭には、カルガリー・フレームスの前身チームであるNHLアトランタ・フレームスのファームチームだったことも。またゴーディ・ハウ、スコッティ・ボウマンが所属したことでも知られる。
新チーム立ち上げにより、チーム名は改称される可能性あり。

・・・というわけで、どこも「より近く」の傾向を重んじているわけです。特にファームチームがNHLチームと同都市に位置するのは、これでフィラデルフィア、エドモントンについで3つめ。もちろん近いに越したことはないのですが、NHLが存在する都市にAHLチームを設けて、果たしてちゃんと観客は確保できるのか? という運営的問題も、忘れてはなりません。

実際、2003−04年にAHLトロント・ロードランナーズ(エドモントンのトップファーム、今季からエドモントンに移転)が、リコーコロシアムを本拠地とした際には、ファームにしては割高感があったチケット価格も災いし、トロントのホッケーファンがそっぽを向いて、チーム経営が悪化したという事情がありました。その結果、ロードランナーズは、今季1軍と同じエドモントンへの移転を強いられたわけです。
ただしマーリーズは、あくまでメイプルリーフスのファームチーム。として地元トロントのファンを惹き付けるだけの魅力は十分あるとチーム関係者は睨んでいるようで、シーズンチケットは発売初日で1300席を受け付けたとの話も報道されています。

と、決定している話はここまでですが、さらに現AHL加盟チーム間での、NHL提携チーム・シャッフル大会が実施されようとしています。

まずは、今季を以てAHLハーシーとの提携を終了したNHLコロラド。AHLハーシー(東海岸のペンシルバニア州に位置しています)の立地条件の悪さもあってか、今季アバランチからハーシーに送られていた選手数は12名以下で、現在に至ってはたった4名という少なさだとか。アバランチは、今後は同地区のCHLチーム(コロラド・イーグルズ:デンバー近郊ラブランドに位置)との提携が噂されています。

さらにコロラドが見捨てたAHLハーシーを、NHLワシントンが来季トップファームチームとするのでは、との憶測もあります。ハーシーは戦前よりマイナーリーグのホームチームとして長年栄えて来た、いわばマイナーチーム中の古豪であります。しかしキャピタルズには、向こう1年AHLポートランド(米・メイン州。ハーシーよりはワシントンから遠いです)との契約が残っている模様。通常契約下のファームとの契約破棄となれば高い違約金が必要となるのだそうですが、来季はアナハイムがこのポートランドとの契約を結ぶのではとの噂もあるそうで(現在アナハイムはAHLシンシナティ・マイティダックスがトップファームです)。

この慌ただしいAHLを含めたマイナーリーグ再編成。毎年恒例行事ではありますが、今季は特に新加入チームの存在もあって、例年以上にややこしくなりそうです。


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# by hockeyworldjapan | 2005-03-30 11:40 | NHL overall

労使交渉その後情報

ちょっとNHLの労使交渉情報をおさぼりしてしまったので、ここで最近の動きについてのお知らせを。といっても、状況は膠着状態からさらに悪化しつつあるというわけで、なんら好転しておりません(泣)。

まず3月21日から3日間、NHLPAはカリフォルニア州ペブルビーチにて「秘密会合」を実施しました。「秘密会合」というのは、メディアをシャットアウトし、一切開催場所についても公表されなかったから。かの「2.19事件(詳しくはこちらでチェックしてください)」で学んだ教訓でしょうか。NHLもPAも、メディアに情報を漏らすことで交渉に混乱をきたしたり、交渉を不利に持ち込まれないように、最近は非常に過敏になっているのです。そんな中、この会合の参加者からの電話の着信通知がペブルビーチの宿泊施設だったことから、やっとメディアは会合の開催地を察知することができたんだそうです。

会合出席者はトレバー・リンデン、ビル・ゲリン、ビンセント・ダンフース、ボブ・ブグナー、アルツールズ・イルベ、トレント・クラットら、NHLPA幹部の面々。さらにPAトップのボブ・グッドナウ、シニアディレクターのテッド・サスキン、その他顧問弁護士らも出席していたとか。しかし先にも触れた通り、厳しい箝口令もあって、その会合内容はほとんど伝わってきておりません。

そうこうしてるうちに、今度は「NHLが、NHLPAを不当とし、米・連邦労働関係評議会に提訴(3月25日)」というニュースが舞い込んできました。

NHLの争点は、NHLPAが「代理選手として出場する用意のある選手には、ロックアウト中にPAから選手へ支給された手当(月額5000〜1万ドル)を返却してもらう」との方策を講じており、これが不当労働行為にあたるというものだそう。まあ、この提訴によって交渉を有利に運ぼうという戦略なのかも知れませんが、もしこの話が真面目に法廷に持ち込まれることになってしまうと、その判決が下るまでに長い期間を要することになってしまうそうです(そのあたりは以前にも触れていますので、こちらをご参照下さい)。そんな流れで来季まで労使紛争が食い込むようになったら、もう最悪のシナリオ。それだけは、なんとか回避して欲しいと思います。

またその前日の3月24日、NHLはオタワでのドラフト(6月25、26日予定)の順延を決定しました。ドラフト開催には膨大な数のホテル予約(約4000室)が必要になるのですが、その予約を宙ぶらりんにするわけにもいかず・・・ってことで、NHLは順延を早期に決定した模様です。

順延というのは、完全に中止ではないということ。ということは、もし近い将来に労使協定が整えば、オタワでの縮小版ドラフトを開催することも可能なんだそうで。例えば、2巡目までオタワでの指名を実施し、残りの指名は電話会議にて実施するという案があるんだとか。逆に2005年ドラフトが完全に中止となった場合には、オタワは2008年までのうちいずれかの開催権を有することになっているそうです。ただ2006、2007年ドラフトはすでに開催地が内定済といわれているので、2008年開催が有力視されています。

ドラフトが完全中止となると、NHLでは1963年にモントリオールのクイーンエリザベスホテルで第1回アマチュアドラフトが開催されて以来、史上初となってしまうそうです。そうなると気になるのは、すでにカナダではスーパースター扱いのジュニア選手、シドニー・クロズビーの処遇。クロズビーの代理人パット・ブリッソンは「これで彼が制約なしFAになるのなら理想的」と語っているそうですが、NHLナンバー2のビル・デイリーは「クロズビーが制約なしFA宣言をすることはできないし、CBAが整っていない限りどのチームも彼と契約に至ることはできない」と明言。クロズビー本人はWHA加入もほのめかしてはいたのですけどね・・・NHL契約がダメならAHLチームに加入させたらどうか? という意見も巷にはあるようです。

「NHLPA秘密会議」のニュースを原文で読む
「NHL、NHLPAを提訴」のニュースを原文で読む
「ドラフト順延」のニュースを原文で読む

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# by hockeyworldjapan | 2005-03-29 10:49 | CBA

コクド存続問題とアジアリーグの今後

まずは、コクドのアジアリーグ優勝、おめでとうございます!

優勝を決めた3月27日(日)のプレーオフ決勝第4戦は、見事な試合運びだったと思います。
「第1戦こそGK二瓶次郎の守りで完封されたが、それがいい発奮材料になった」という高木監督の言葉通り、以降シリーズの流れを掌握しての3連勝。チーム存続問題で揺れる中、選手たちがよく試合に集中してプレーした証の優勝でした。

この日も大活躍のユールは、コクドの選手たちの集中力をこう表現していました。
「全盛期のグレツキーが復帰して相手に加入しても、ウチは勝てると思っていたよ」

とはいっても、一連のコクドの不祥事が発覚し、ホッケー部存続が問われ出した頃は、どの選手もスタッフも大きな苦悩を抱えていたようです。試合後の記者会見で、宮内キャプテンはこう語っていました。

「長いシーズンだった。会社の方もいろいろ問題があって、年末は一時選手が元気なかった時期もあった。でも僕たちは優勝することが会社のためにも、ファンのためにも一番いいことだと思い、新たな気持ちで後半戦を戦うことができた。全日本選手権には優勝できなかったが、アジアリーグで勝てて本当によかった」
「選手だけのミーティングもあった。年末、年明けも2度、3度とありました。チームメートからは、表向きは頑張ろうという気持ちは伝わってはきたが、不安が見える部分もあった」

優勝を決めたプレーオフ決勝第4戦には、次期西武鉄道社長に内定している後藤高志氏が、観客席で試合を観戦。優勝決定後は、リンクサイドで選手たちを「再生のシンボルとしてこれから一緒にがんばりましょう」と出迎えました。後藤氏の目前で優勝を決められたことは、チーム存続に向けての絶大なアピールになったと願いたいです。

ただ、まだチーム関係者に対し、チーム存続への具体的な内示があったわけではありません。優勝後にいったんは安堵の表情を見せていた高木監督も「後藤さんとお会いしたのはこれが初めて。選手の前でああ言っていただいたのには感謝しています。ただ正式な話はまだ決まっていないので・・・」と、不安も覗かせていました。

また、チーム存続に至ったとしても、年間予算大幅削減は否めない状態。大幅予算削減は、大幅人員カットをも意味するわけで。リーグ終了2週間後には、リーグ規約により今季を以ての退部者をリーグ側に通告しなければならないという時期にさしかかるため、選手たちは誰もが不安な日々を過ごすことになるわけです。

試合後の記者会見では、日ア連会長であり、アジアリーグチェアマンである冨田正一氏も姿を見せ、「コクドの件については、時期をみて正式に、結論を出せる方にお会いするつもり。できる限りを尽くしてチーム存続について努力したい」とコメント。アジアリーグの覇者コクド存続をバックアップする姿勢を見せていました。

そして、そのコクドの優勝で幕を閉じた第2回アジアリーグですが、今季は日本の4チームに、韓国からハルラ、ロシアのアムールに、中国2チームの、8チームという大所帯でのリーグ運営になりました。これまで日本リーグという枠内だけでも、各チームから派遣された運営委員のメンバーたちが忙しく働いていたわけですから、今季は本当に大変だったと思います。まずはお疲れさまでした。

しかし、アジアリーグ全般を見通すと、やはりチーム間の実力格差というのが歴然としている問題があります。試合終了後の記者会見で、冨田チェアマンはこう言及しました。

「チェアマンとしては、参加するチームが全部同じレベルにないと、ファンにもメディアにも関心を持っていただけない。チーム間に大きな差がありすぎると関心が落ちる」
「アジアリーグとしては、少ないファンの前でプレーするのは選手にとっても気の毒」

今季開幕当初は、中国の2チームにも外国人選手が加入することでチーム間均衡は保てるとリーグ関係者は予測していました。しかし結局外国人選手は断念することに。その後、冨田チェアマンは過去4ヶ月の間に中国関係者と折衝を図ってきたそうです。中国側としては「うちには18歳の選手が5人もいるから、今後は日本に勝てるチームだって作れる」「アジアリーグ参戦が選手作りに役立っている」と、アジアリーグ参戦の意義を唱えているそうですが、来季加盟を希望しているカンウォンランドの扱いも含め、今後のリーグのあり方については多くの課題が残った模様です。

そのため、4月12〜15日には北京で各チーム代表者が集い、今季の反省会と来季についての議論を実施するそうです。コクド存続問題の行方とともに、こちらの動きも非常に気になるところです。

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# by hockeyworldjapan | 2005-03-28 13:23 | アジアリーグ

3月17日は○○の日。3月18日は××の日。

3月17日はなんと、「リシャール暴動」の50周年でした。

「リシャール暴動って何?」と興味を持たれた方、詳しくは管理人の書籍レビュー「リシャール=ケベックのカリスマ=一種の宗教」をご覧頂けたら幸いです。

その3月17日、NHLとNHLPAの会合がNYで実施され、NHL側から以下の2つの提示がなされました。

1)サラリーキャップ3750万ドル
2)もしくはリーグ収入の54%

このいずれかをPAが受け入れるわけはないと思われますが、PA側は翌週の内部会議を理由にこの提案についての即答を避けています。一方NHL側は、代表者会議を4月20日に予定しており、ここでドラフトや代理選手などの議題が議論される予定だそうです。

・・・と相変わらずソッポ向いてる両陣営ですが、それに反発しようと一部のファンが運動しています。

その主要メンバーとして活動中なのが、2003年に設置されたNHL「ファン・オブ・ザ・イヤー」の最初の受賞者に輝いたというロジャー・ファリナ氏。イラク戦争時に従軍した最中に、大好きなNYアイランダーズの快進撃で心を癒していたというファリナ氏は、現在NHLロックアウトについてファンの憤りを訴える活動「Fans Strike Back!」の主宰者のひとりとして頑張っているのです。(「Fans Strike Back!」のHPはこちら)

HPを見ると、ドラフトを開催するまでに労使妥結が間に合わなければ、シーズンチケットは解約するように」となどと呼びかける強硬活動も辞さないこのグループですが、なによりも大切にしているのがファン同士の結束です。まずは、奇しくもリシャール暴動50周年の翌日である3月18日を「National Day of Hockey」と命名し、仕事や学校で、NHLのジャージやグッズなどを身につけることを提案。その他、車を好きなチームのカラーで彩ったり、マイナーリーグやジュニアホッケーの試合に行こうなどと呼びかけているのです。この3月18日には、NYとトロントでの集会も予定していたそうですが、その正式許可が降りなかったため中止となったとか。NHL早期再開を求める署名運動も継続中です。また以前にご紹介した「Free Stanley」のサイトとも、連携を取っての活動を実施しているようです。

・・・と、北米のファンの活動についての情報でしたが、日本のホッケーファンの皆様。このたびは、HWJ掲示板に多くのご意見を頂きありがとうございました。

私としては、まずは緊急課題であるはずの「東伏見改善策」という比較的焦点を絞ったお題でコラムを書いたのでしたが、多くの方々からホッケー界全体の問題であるとか、連盟の運営、チームの運営に至るまで多岐に渡るインプットを頂戴しました。

こうした有意義な議論の場として、HWJ掲示板をご活用いただければ私の本望といたすところであります。公の場でご意見を発表していただくのは、いろんな意味で勇気の要ることだと思います。他の意見を持っている方と話が食い違うことはあるでしょうし、あるいは同じ視点で話をしていたとしても捉える角度が違うために、大きな乖離があるように思えることがあるかも知れません。

ただ、個人が「こうすればいいのに」と自分の心の中でアイデアを暖めているだけでは、何も生まれないのです。それにこうして議論しているうちに、「それはいい!」と思えるアイデアが創出される可能性は十分あると思うのです。

ちなみに、日本でも「○月×日はホッケーの日!(曜日が悪ければ「○月の第●週日曜日とかでもいいのです)」と銘打ち、メディアに働きかけて宣伝してもらうというのも、ひとつの手であるかと。で、それこそ会社や学校にホッケーグッズを身につけて出かけてもらい、自家用車はホッケーカラーで彩ってもらう。日本では4会場全てでホッケーの試合を実施してもらい、会場でもなんらかのプロモーションをする。試合に友人を誘えるように、4人組で来場してくれたファンには4人めは入場料無料とする・・・「ホッケーの日」と端的に分かりやすくPRすることも必要ですし、その裏でキメ細かにフォローをするのが大切だと思うのです。

いかにお金をかけずに(注:労力、サービスは不可欠です)、いいPRができるか? そのあたりをお時間のある方は議論していただけないでしょうか?

今後とも、よろしくお願いいたします。

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# by hockeyworldjapan | 2005-03-20 10:39 | CBA